シュロの木は利用価値大!その活用方法や縁起が悪いという噂の真相まで解説!

緑色の葉の他にも鮮やかな赤や白、ピンクといった種類も存在します。

ハエトリソウ

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ハエトリソウはハエトリグサの名称でも知られ、虫を食べる草としてもご存知の方も多くいらっしゃいます。

熱帯の地域に生息しているように考える方もいますが、耐寒性があり日本でも鉢植えで楽しむ方が増えて人気も高まっています。

南国ブームでシュロの木が増えた

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一般的にも流通し、庭からぐんと伸びた姿が塀の上の方まで見えると言う家庭も多くあるでしょう。

多くの家で観賞用として楽しむきっかけには、南の島に憧れるブームが日本で起こった事が原因と考えられています。

南国のイメージで庭に植えられたシュロ

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日本にはないリゾート感を求めた人が多かったのでしょうか。

「南の島と言えばヤシの木」のように頭にある想像のみが先行し、少しでも南の島に近づける為、ヤシの木に似た棕櫚を庭に植えていったと考えられています。

1960年代の南国ブームが火をつけた

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1960年代には温暖な気候の楽園の様なリゾート地への新婚旅行が流行りました。多くの人が海外へ行けるわけではありませんでしたが、九州では植樹するなどしてリゾート地化をはかります。

リゾートブームに火がつき日本中で植樹されるようになったと考えられるでしょう。

利用価値の高いシュロの木

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鑑賞用として利用されているのは「唐棕櫚」と言われていますが、他にもさまざまなアイテムを作るのに活用されている事をご存知でしょうか。

「繊維が多くて気持ち悪い」「伐採が大変」といった理由で嫌う人もいますが、活用方法には驚く点も多く侮れません。

幹の皮の繊維はロープ・タワシ・ホウキと利用価値大

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幹に巻付く繊維は「棕櫚毛」と呼ばれ、丈夫で腐り難く、しなやかさも兼ね備えていますので、ロープやタワシ、箒に活用されています。

箒は大きさも色々作られており、1,500円から6,000円程度で購入する事が出来ます。

ロープワークに関する記事はこちら

漢方薬として脳卒中予防や高血圧治療に使用

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漢方薬として用いられる部分は実だけではありません。

止血効果や高血圧などに処方される民間の薬で、葉や葉鞘の部分を焙煎してお茶の様に飲み、漢方薬とします。自己判断で漢方薬にしてみようとはしない方が良いでしょう。

幹は寺院の梵鐘を撞く木に利用

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お寺にある鐘撞に、棕櫚の幹を利用している所は多く、耐火性の強さも要因の一つと考える事が出来ます。

硬さもあり丈夫で多少の事では損傷しにくく、お寺の庭に多くの棕櫚が植樹され、昔から使われてきました。

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