牛鬼は現代にも実在する!古くから伝わる妖怪の姿とその生態

大きい姿をしていると言われていますが、見ている側が見上げると大きく、見下すようにすると小さくなるという言い伝えもあります。

人魚

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童話にも登場し、日本だけではなく海外でも姿を目撃されているという「人魚」は、多くは美女の半身を持ち、足はなく魚の尾ひれが付いています。

日本の伝説では不老長寿の薬としても知られており、肉を食べた八百比丘尼の伝説は800歳まで生きたというモノです。

人間と関わりの深い妖怪は他にもいる

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人間に恐れられたり襲っている妖怪ばかりではなく、人間とかかわりを持っている妖怪も少なからずいる事をご存知でしょうか。

さまざまな伝承や物語に登場する妖怪をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

天狗

民間伝承としても有名な「天狗」は、長い鼻と赤い顔で背中には鳥の様な羽根があります。

もともと山伏だったり、カラスだったりと様々な存在が元になっていると考えられるでしょう。山で迷った人間をかどわかすと言われています。

なまはげ

ユネスコ無形文化遺産にもなった「なまはげ」も、古くから人に親しまれてきたました。

正確には鬼ではなく神として人々の前に現れる存在です。怠け者や悪さをした者の釈明を家人がし、お酒を振る舞ってかえって頂くというモノですが、なぜ鬼の様な姿になったのかは所説あります。

カッパ

川に出没し泳ぎは上手く、子どもの様な姿をしている妖怪です。頭の上には皿があり、亀の甲羅を背負っている姿で描かれるイラストは数多くある為、目にした事がある方も多いでしょう。

動物などを襲うと言われていますが、人間を襲ったという話はほとんどありません。

座敷童

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家に棲みつき、棲みついた家に富みを与えると言われている妖怪です。小さな子どもの姿をしていると考えられており、さまざまな物語に登場しています。

見ただけでも幸運が訪れると言われており、座敷童がいると言われている旅館は人気が高いと言えるでしょう。

妖怪・牛鬼はただの昔の言い伝えではない

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妖怪「牛鬼」についてご紹介しましたがいかがでしたか。姿を目撃したという伝承も残されていますが、エピソードの多くは「現象」なのではないでしょうか。

人が考えてしまう恐れを形にしたものが由来となって、名前を付けられ、伝承や信仰として残されているのでしょう。

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