三峯神社の「白の氣守り」が手に入らないワケ!関東屈指のパワースポットに何が?

言い伝えではある辰の年をきっかけに突如として龍神様が現れたとされますが、ウロコや赤い目がなんとも印象的で今にも飛び出さんとばかりにこちらを見ているような不思議な感覚に囚われます。また浮き出した龍神様をカメラに収め携帯しておくと、さらなるご利益があるというから驚きです。

三峯神社のご神木から気を授かる

歴史ある神社仏閣にはご神木なる神聖な大木があって、見どころのひとつに数えられることもしばしばです。三峯神社のご神木は樹齢800年余り。その樹皮はありがたい「氣の御守り」の中にも収められていますが、特筆すべきポイントは実際に手で触れたり、抱き着いたりとダイレクトにパワーをもらえるご神木である点です。

大人が数人がかりでも一周できないほど見事な幹を持つご神木は、ただ近づくだけでも強い生命力が感じられる荘厳な雰囲気をたたえており、塞いでいた気持ちが軽くなったとかビリビリするような刺激を感じたなどの報告例もあります。

三峯神社の裏メニュー!?「裏のお札」とは?

名だたる著名人や芸能人にとって三峯神社が特別なパワースポットだと囁かれている理由はほかにもあります。密かにやり取りされているというお札の存在とはいかなるものなのか?次は表と裏のお札の特徴や拝受のポイントなどについてご紹介します。

三峯神社の「表のお札」

お正月や祈願のタイミングで新しいお札を頂いて帰るという話は決して珍しくありません。三峯神社でいうところの「表のお札」は社務所でお初穂料を納めれば手にできるもので、ご神獣のオオカミ様が2体対になったシンプルなデザインが特徴です。

三峯神社の「裏のお札」

一方の「裏のお札」はどうかと言うと実は社務所での取り扱いがなされていないという、存在自体が非常にミステリアスな特徴を持っています。正式には「御眷属拝借(ごけんぞくはいしゃく)」と書かれたお札で、たどり着くまでにはお初穂料を用意するだけでなく、神職による特別な御祈祷をしてもらうことも条件のひとつとなっています。

裏のお札にはオオカミの神様が宿る

「裏のお札」に書かれた「拝借」の文字にはきちんとした意味があり、御祈祷によって清められたお札はあくまでも1年間の借りものであるということを指しています。ちなみにこのお守りでお借りできるのは最強のツキや運を呼び込むとされる三峯神社のオオカミ様そのもの。

無事に拝借できた者は直後からただならぬ獣の気配や異臭・音を感じるなど、不思議なエピソードが満載となっています。また帰る道すがら「決して後ろを振り返ってはならない」という鉄の掟のような言い伝えもあり、とにかく厳重注意でお連れし、1年後には速やかにお返しするべき特別なお札なのです。

マニアならずとも気になる三峯神社の御朱印

平成から令和へと時代が移ってもなお、人々の心の拠り所となっているのが日本各地の神社でしょう。「願をかける」などと言えばどこかネガティブな印象を与えがちだったのはもう過去の話で、老若男女がこぞって御朱印集めに勤しんでいる姿が当たり前になりつつあります。

当然ながらパワースポットとして注目されている三峯神社でも御朱印の人気は高まっており、最もシンプルなタイプで300円、女性がバッグに忍ばせたくなる美しい柄の御朱印帳は1,500円で入手することができます。

三峯神社と霧の拝殿

秩父の山奥に佇む三峯神社は四季折々の違った表情を楽しむことができ、標高の高い山ならではの美しい雲海が出現するスポットとしても有名です。次は神社と深い霧との関係や神様の存在に通じる言い伝えに触れていきます。

三峯神社には霧の濃い日に参拝すべし

パワーチャージはもちろん、ちょっとしたハイキングの要素も十分に期待できる三峯神社の参詣には、おすすめの天候があります。晴天ではなくむしろ曇天で霧が発生しているようなら、もうこれ以上ないほどのラッキーデーだと言えるでしょう。

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