タープとは?タープの必要性やテントとの違いについてご紹介します!

テントやタープの素材は「75Dポリエステルタフタ」などと表示されます。「D」はデニール、糸の太さです。数字が大きいと糸も太く、生地も厚くなって耐久性が増す反面重量もそれなりになります。「タフタ」は織り方のことで、布の強度の指標となります。

タープの種類①ヘキサタープ・ウイングタープ

2本のポールとロープで設営するタイプです。設営は慣れれば一人でもできるほど簡単です。ヘキサタープとウイングタープの違いはタープの形だけですが、タープの下の空間が広いヘキサタープが多くのキャンパーの間で人気です。

これらのタイプはポールの高さやロープの張り方でアレンジが可能です。ポールが2本なので、収納や持ち運びにそれほど苦労しません。解放感は抜群で風にも強いのが利点ですが、日陰は比較的小さく、構造的に横から吹き付ける雨に弱い欠点があります。

タープの種類②レクタタープ(スクエアタープ)

2本のメインポールと4本のサブポールを使って設営するタイプです。スクエアタープと呼ばれるように、タープの形は四角形です。設営は一人では少々難しいものの、サイズが大きく高さもあるのでタープ下の空間を広く取ることが可能です。大人数でキャンプする時には最適です。

タープそのものが大きな分日陰の面積が広く、快適なリビング空間を作ることができます。ですが、風に弱いという欠点があります。また、ポールが多い分収納も大きくなるため、持ち運びも大変になります。

タープの種類③スクリーンタープ

見た目がドーム型テントのようなタイプです。メッシュ状の「壁」を持つものが多く、虫よけ対策が可能です。設営はパーツが多い分手間がかかりますが、慣れればそれほど難しくはありません。「壁」があるので解放感はありませんが、プライベート空間が確保できるのが特徴です。

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