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スノーピークアメニティドームの魅力③:キャンプ初心者の視点に立ったデザイン
「自らもユーザーの一人として商品開発をする」という理念を持つスノーピークは、ユーザーにとって非常に便利で魅力的なデザインの製品を数多く作り出しています。
エントリーモデルのアメニティドームは、価格に対するコストパフォーマンスの高さはさることながら、キャンプ初心者が苦労しがちなテントの設営をわかりやすくする工夫がなされています。また、アメニティドームをエントリーとして購入し、その後に必要になった機能を補う製品もあるので、耐久性の高さも助け、長く使い込むことが出来るデザインとなっています。
スノーピークアメニティドームの設営方法
スノーピークアメニティドームには、ポールの色と適正なスリーブ位置の色が同色に設定されており、説明書を見なくても直感的に設営ができるような配慮がなされています。初心者の方が一人で設営しても20~30分程度で設営可能で、テント設営初心者にも優しいデザインとなっています。
設営手順
スノーピークアメニティドームのざっくりとした設営手順は以下のようになります。
①グランドシートを広げる
②風で飛ばない様にペグを打つ
③インナーテントを広げる
④メインフレームを入れる
⑤サブフレームを通す
⑥フライシートをかぶせる
⑦前室と後室を固定
⑧完成
スノーピークからアメニティドームの設営方法を紹介した動画が公開されています。詳しい設営方法や細かなポイントなどは、実際に動画を見たほうがわかりやすいと思いますので、ご参考にどうぞ。
設営の際のポイントは、
Ⅰ、グランドシートを広げる際には、周囲に手前2メートル以上、奥と左右にはそれぞれ1メートル以上の余裕を持つこと。
Ⅱ、グランドシートを広げたら、4隅のゴムループにペグを通し仮止めすること。
Ⅲ、メインフレームを時は、テント上面でⅩ字に重なる部分の下側のフレームから入れること。
Ⅳ、ペグダウンをする際はメインフレームの四隅を対角で打ち込むこと。手前に引きながらペグダウンをするとボトムがきれいに張れます。
しわ無く綺麗に、かつスピーディーにテントが張れるようになるにはある程度回数をこなす必要があるので、最初にしっかりとテントの張り方を確かめながら設営し、徐々に綺麗に張れるようになりましょう。
スノーピークアメニティドームの価格
スノーピークの商品は機能性抜群な一方で、値段が高く設定されています。ただし、アメニティドームなどのエントリーラインについては、本体の強度、耐水圧やテント内の広さといったテントに求められる機能はハイレベルに保ちながらも、価格を3万円台に抑えています。
スノーピークアメニティドームのサイズ
3種類から選べるサイズ
アメニティドームは3種類のサイズから選ぶことが出来ます。買うテントの種類を決めたのはいいけど、サイズはどうしようかと悩んでいる方も多いと思います。実際に室内として活用できるスペースは、テントの中に敷くフロアーマットの大きさによりますので、フロアーマットのサイズも参考にするとよいでしょう。
アメニティードームS(3人用)
サイズ:355*230*120(高さ)cm
重さ :5㎏
マット:210*150cm
アメニティードームⅯ〔5人用〕
サイズ:505*280*150(高さ)cm
重さ :8㎏
マット:270*270cm
アメニティードームⅬ(6人用)
サイズ:540*310*165(高さ)cm
重さ :9.8㎏
マット:300*300cm
対応人数
上記のようにそれぞれのサイズには対応した人数が明記されていますが、ここで示される対応人数とは、「横になって寝れる人数」のこと。ですので、対応人数ぴったりだと、寝返りをうったり、横になった時にゆとりはほとんどないようです。ゆったりとテント内で横になりたい人は対応人数の表記+1名くらいで考えたほうが良いでしょう。ざっくりと、Sサイズならソロやカップル、Ⅿ、Ⅼサイズならファミリー向けと覚えておきましょう。
スノーピークアメニティドームの活用法
前室をラゲッジスペースに!
スノーピークの製品の中では最安値の製品でありながら、十分な室内スペースを確保できるアメニティドーム。変形五角形の前室を荷物置き場にすれば、濡らしたくない荷物を置いても十分なスペースがあります。テントの外に物を置いたままテントを離れたりするのは心配ですが、この全室があれば安心です。