【ライブドア事件】堀江貴文の逮捕から現在、野口氏の死の真相は?

刑務所内でも刑務作業に精力的に励み模範囚を2013年3月27日の仮釈放の時まで貫き通しました。ニコニコ生放送を通じて記者会見が行われたほどです。

収監中に有料メールマガジンを配信し読者数1位に

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有料のメールマガジンを配信していたのですが、これが読者数が創刊3週間での有料登録数が日本で歴代1位となって、しかも収監中も維持をするという驚異的な数字をみせました。

長野刑務所にスタッフも面会を行い、そこから発信することでメールマガジンを更新していきました。ブログ名は「ホリエモンドットコム」です。

内容としては時事ネタ、本レビュー、起業記、ビジネスモデルなどについて書かれていますが独特の発想と、多方面に熟知する知識で読む人の興味を注いでくれます。起業を考えている人や経営者にはいい読み物となりそうです。

収監中に本を出版する

刑務所なう。 ホリエモンの獄中日記195日 (文春e-book)

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収監中に本を出版するということもしてしまいます。出した本は「刑務所なう」というタイトルで出版されました。刑務所での生活を赤裸々に書き綴り、刑務所の中でも堀江貴文節は止まらない様子です。

刑務所が堀江貴文にはどのように見えていたのかが分かる本です。面会にも著名人が来たりしていて読み物としても非常に面白い本です。常に新しい事にチャレンジをしている堀江貴文は、タダ者ではありません。

ライブドア事件の中心人物だった堀江貴文の現在

ライブドア事件で中心人物の堀江貴文は、サイバーエージェントとSNSの折半出資によって「755」というアプリ事業を設立したり、クラウドファンディング(Campfire)でアニメプロジェクトや無料公演ツアーを実施するお金を募り精力的に活動を行いました。

2017年には宇宙開発事業に熱中して民間小型ロケットにもチャレンジしています。2018年には通信制高校の鹿島山北高校のサポート校に生徒が体験する授業に重きを置いた教育機関であるゼロ高等学院を開校しています。

2013年に株式会社7gogoを設立

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2013年にサイバーエージェントの藤田晋社長と共同で設立したのが株式会社7gogoです。芸能人や著名人に紐づくファンをトークライブアプリを通じてコミュニケーションができるものです。

有名人からコメントをもらえるので、それが嬉しいという心理を突いた内容です。約20億円の広告宣伝費用でCMやYouTubeなどを通じて大々的にアピールしました。サイバーエージェントのLINEのような事業を作りたかったのですね。

しかしながら、大きな宣伝費用とは裏腹に芸能人や著名人に紐づくファンに限定したアプリにしたことで利用者数が伸びず、一度ダウンロードしただけで利用はしていないといった人が続出してしまい、大きな方向転換を余儀なくされています。社長自体も解任され、サイバーエージェント本社の社員が新社長となり軌道修正を行っています。

スマホアプリ・グラブル大炎上のアンチラ事件に関する記事はこちら

本の出版など精力的に活動

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執筆した本に関しては多数の出版を行っています。『他動力』『漫画版「好き」を仕事にして生きる』『僕たちはもう働くていい』『ホリエモンの宇宙論』『これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話』『まんがでわかる 絶対成功!ホリエモン式 飲食店経営~サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』『マンガ版 堀江貴文の「新・資本論」』『「ピロリ菌やばい」ピロリ菌検査キット付き』など経済学、起業に対するノウハウ、はたまた予防医学まで様々なジャンルの本を執筆しています。

行動力のある方で、自分がしたいことをするためにどうすればできるようになるのかをすごく考えていて、その為のノウハウを様々な執筆した本から学べそうです。

現在は宇宙開発事業に取り組む

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宇宙事業への興味を示している堀江貴文はインターステラテクノロジズかぶしきがいしゃというロケット開発企業へ出資をして民間小型ロケット打ち上げを目指しています。

2017年に民間小型ロケットの打ち上げに失敗、2018年6月にも2回目のチャレンジをしましたが、これも失敗に終わっています。しかし、諦めることなく2019年5月に日本の民間企業が開発を行ったロケットが硬度100キロメートル以上の宇宙空間に初めて到達するという歴史的快挙をしています。

その宇宙事業で何をしたいのかと堀江貴文本人に聞くと「知りたいことを知りたいという思い」がありフロンティア精神で動いているとのことでした。堀江貴文にとって宇宙は富士山山頂と同じで行かなくてもいいけど、行けるなら一度くらい行ってみたい場所なのだと述べています。堀江貴文のスタイルは、モチベーションを消さないで如何にして持ち続けられるのかを学べる人物なのかもしれません。

メルマガの他にもオンラインサロンも運営している

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月額980円でホリエモンメルマガを閲覧することができ、2013年の時点で15000人以上おり現在はもっと増えているでしょう。刑務所に収監中も欠かさず配信していたといいます。

また、DMMオンラインサロン『HIU』という会員制コミュニケーションサロンイノベーション大学校を提供しています。直接、堀江貴文と会ったりして交流をすることができるサービスなのです。

このサービスはオンライン・オフラインの両方で参加できて、会員グループの方とも交流が行えます。このサロンで知り合った人の中から新たなビジネスが生じたり新しい価値が創出できる場所にもなって、新ビジネスを立ち上げたい方や、ビジネスを始めてみたい方まで大変魅力のあるサロンとなっています。ちなみに会費は一か月10800円ということです。

ライブドア社の現在は?

そして、ライブドア社は現在、韓国のインターネットサービス会社のネイバーの子会社、LINEが運営するポータルサイトとなっています。主要サービスとしてテコラスが手掛けるネットワークホスティング事業としてライブドアBB、ライブドアワイヤレス、ライブドアドメイン、ライブドアレンタルサーバ、ライブドアプロバイダーなどを提供しています。

またLINEが提供するサービスとして情報メディア事業、娯楽関連(ライブドア デイリー4コマ、ライブドアムービー、ライブドアカーライフなど)、検索関連(ライブドア地図情報、ライブドア辞書、ライブドア翻訳、ライブドア路線案内など)、生活情報(ライブドアグルメなど)、コミュニティー関連(ライブドアブログ、ライブドアアバター、ライブドアピクスなど)、個人用ツール関連(ライブドアカレンダー、ライブドアアドレス帳、ライブドアチェッカー、ライブドアメールなど)などを継続して活動を行っています。

ライブドア事件が起こり終了した事業にはライブドアオークションやライブドアミュージック、ライブドアブリーフケース、ライブドアビューティーライフ、ライブドア動画、ライブドア&Skypeなどが終了となっています。

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