アブラツノザメってどんな魚?美味しい料理や生態・釣り方をご紹介

時合の目印は①中潮、②上げ七分下げ三分、③マズメと言われています。中潮とは干満の差が大潮の次に大きい時で、最もよく釣果が良くなるのは、大潮後の中潮と言われています。また上げ七分下げ三分とは、満潮と干潮の間で干潮から7割、満潮から3割の水位となる時間帯のことで、満潮前後の4時間がそれに当てはまります。

最後にマズメとは周囲が薄暗くなる時間帯のことで、夜が明ける直前の「朝マズメ」と日が沈む黄昏時の「夕マズメ」があります。この時間はプランクトンの動きが活発になり、プランクトンを狙う魚が動き出すため、釣果が上がりやすくなると言われています。マズメについてはこちらの記事で詳しく説明しておりますので、参考にしてみてくださいね。

アブラツノザメの釣り方②釣り方とタックル

アブラツノザメは通常、延縄漁や刺し網漁、底引き網漁で捕獲されるため、アブラツノザメだけを釣ることはあまりありません。アブラツノザメは大きいものだと100cmを超えるため、アブラツノザメを狙う場合は、強いタックルを使う必要があります。またアブラツノザメは泳がせ釣りが主流のため、泳がせ釣り用のタックルを使うと良いでしょう。泳がせ釣りについてはこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

アブラツノザメを狙う時のロッドは磯竿が基本ですが、磯竿を持っていない場合はメタルジグを陸から投げて鯛や青魚を狙うショアジギングで使う、ショアジギングロッドを代用することができます。アブラツノザメは大型の魚なので、リールはナイロンの4号以上を使うのがおすすめです。

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