「ファビョる」とは?意味や使い方を紹介!語源の火病も解説!

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火病とヒステリーとの違い

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怒りなどの感情を抑えつけ、そのストレスが様々な症状を引き起こしてしまう火病。しかし「ファビョる」はどちらかというとヒステリー状態のことを指しているケースがほとんどです。そもそもヒステリーとは何なのか、火病との違いを説明します。

ヒステリーも神経症の一つ

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ヒステリーとはかつて使用されていた医学用語であり、現在では転換性障害、もしくは解離性障害という病名が用いられています。一般的に知られている「爆発的に怒ったり暴れたりする」イメージは、医学用語におけるヒステリーとは全く違います。

心理的葛藤が身体症状へと転換される場合は転換性障害と呼ばれ、運動障害、麻痺、けいれんなどを引き起こします。対して解離性障害は、身体ではなく精神面への障害であり、ストレス状況下で記憶が飛ぶ症状があります。

ヒステリーとは密接な病気である

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ヒステリーと火病は非常に近い病気なのですが、火病は韓国内での文化や価値観が引き金となっており、鬱火病(ウラビョン)とも呼ばれている通り、鬱を引き起こす場合もあります。また発熱や悪寒、疼痛といった身体的症状も見られます。

このように、「身体的症状と精神的症状のどちらも発症し得る神経症」といった点で共通している、非常に密接な病気なのです。そしてヒステリーと火病はどちらも、「ファビョる」の意味とは異なっていることを理解しておきましょう。

「ファビョる」は差別用語なので使用には注意が必要

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いかがでしたでしょうか?ファビョるについてだけでなく、由来となった火病についても理解いただけたかと思います。もともとは韓国人を侮蔑するようなフレーズなので、日常生活で使うと不快に感じる人がいるため、改めて注意が必要なワードであることは理解しておきましょう。

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