未解決事件50件まとめ!事件概要と現在の捜査状況は?【2019年最新】

ここまで数多くの様々な迷宮入りしてしまった事件をご紹介していきましたが、まだまだ日本にはそんな事件が存在しているのです。では最後に6件ほどその事件の概要や詳細をまとめて記述していきます。

未解決事件①堺市母娘殺傷事件

現在から13年前の平成18年1月に発生しました。法律のプロ『弁護士』の自宅のインターホンが鳴ると、何も不審に思わず弁護士の妻が玄関に行きドアを開けると、男が突然刃物を振りかざして妻を殺傷しました。異変に気付いた娘も斬りつけられますが、トイレに逃げ込み何とかやり過ごしました

暫くして安全を確認してトイレから出ると既に母親である妻は既に亡くなっていました。重体になった娘は一命を取り留めて、犯人の姿を見たので恰好や特徴を証言しましたが、現在まで犯人が逮捕されておらず、今なお捜査され懸賞金まで掛けられています。

未解決事件②大阪西成女医不審死事件

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現在から10年前の平成21年4月に発生しました。日本のドヤ街の筆頭大阪府西成区に存在する病院に勤務していた女性は、地元を流れていた川にその身を投げ入れて自殺しました。自殺と断定したのは知人に宛てた自殺をする手紙や死因を考慮したためでした。

しかし数年後に遺族は殺人、他殺の線で調べてほしいと警察に願い出ると、それを受理して殺人事件及び他殺の線で捜査が開始されましたが、現在捜査が行われているか分かっておらず、犯人も検挙されていません。

未解決事件③山口県白骨死体遺棄事件

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現在から5年前の平成26年7月に発生しました。中国地方に属している山口県の宇部市で死後数年は警戒している白骨化した人間の骨が発見されました。死亡が推定される頃も死因すらも判明していませんが、最後に見ていた衣服が見当たらなかったので死体遺棄事件として捜査していますが、手掛かりや証拠も無く捜査は難航しています。

未解決事件④農業女性殺人事件

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現在から3年前の平成28年3月に発生しました。中部地方に位置する愛知県の蒲郡市に住む女性が首に携帯の充電コードが巻き付けられて死亡しているところを、女性の息子が発見し警察に通報して事態が発覚しました。女性の首を絞めたまま引きずられたと伺える血痕や窓が割れていたことから殺人事件として捜査していますが、現在も犯人は逮捕されていません。

未解決事件⑤石井舞ちゃん行方不明事件

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現在から28年前の平成3年に発生しました。その日『まいちゃん』という少女は大家族や友人が集まる一家で、川の字を描くように友達と三人で寝ていました。朝になると『まいちゃん』はいなくなっており現在までその親族のもとに帰ってきていません。

この晩に出かけたのはカラオケに出かけた叔父叔母と『まいちゃん』の父親の姪の彼氏でした。彼らと最後に姿を確認した母親は疑いが掛かりましたが、いずれも逮捕には至っていません。父親の姪の彼氏はテレビの取材にも意味深な事を述べるなど、かなり怪しい人物であるのは間違いないのですが、その後声明はありませんでした。

不可解なポイント

  • 警察犬の調べにより玄関から少女の匂いが消えている(車で運ばれた)
  • 当時家族や友人を含む大勢がその一家に寝ていた。それなのに気づかなかったのか?
  • また犯行が家族に発見されるリスクがあったのにも関わらずなぜ犯行に及んだのか?
  • 『時が経ったら真相を話す』とテレビで語った父親の姪の彼氏は何か鍵を握っている?

未解決事件⑥板橋資産家夫婦放火殺人事件

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現在から10年前の平成21年5月に発生しました。東京都23区板橋区にセキュリティーに特化した豪邸を住まいとしてた不動産を営む夫婦が、何者かに首を絞められ更には刃物で殺害された後、その住まいを放火しています。犯人は恐らく被害者の家庭事情や不動産の情報に詳しい人物で、計画的犯行であったと警察は睨んでいますが、逮捕には至っていません。

犯人がわかっている未解決事件

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ほぼ間違いなく犯人である人物の見当が付いているのにもかかわらず、立証するため検挙するために必要な証拠が不十分または決定的な証拠が揃っておらず、なかなか逮捕に踏み切れない事件も存在します。ここではそんな事件を一つご紹介します。

加古川小2殺害事件

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現在から12年前の平成19年に発生しました。阪神地方の兵庫県に住んでいた小学2年生の女児が、自宅のすぐ目の前で何者かによって刃物で斬りつけられ死亡した殺人事件です。犯人像や容疑者の目星が付かないなか捜査は難航していましたが、去年平成30年に別件で逮捕されたある人物が事件に関与している可能性が出てきた事が判明しました。

勝田州彦

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去年平成30年にこの人物が事件に関与し『真犯人』であることを匂わせました。これまでに約20年の間に3度も見ず知らずの少女や女児に対して、暴行や殺傷危害を加えて逮捕されおり、禁固刑が言い渡され服役して釈放しては、また犯行を繰り返している前科持ちのやばい『犯罪者』なのです。そしてそんな彼の自宅は事件の現場から直ぐ近くだったそうです。

海外のやばい未解決事件

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これまで多くの日本で起きてしまったミステリアスで不可思議な、迷宮入りしてしまった事件の数々を皆さんに概要や詳細、現状などをお伝えしていきましたが、海外においても理屈では証明できないほどやばい事件が起きているのです。その事件の詳細や概要をご紹介します。

セイリッシュ海で次々と見つかる人間の足

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アメリカ合衆国とカナダの国境にある海域にて、シューズや靴下が履いてあったままの『生足』が次々と漂流して海岸や浜辺で発見される事件です。平成19年に初めて確認されそれ以降令和元年の現在に至るまで数件発生しており、遺体の一部である生足が次々と見つかっています。今年も1月1日に新たな生足が発見されています。

地元カナダは事件性を否定?

バンクーバなどで次々と生足が発見されている地元カナダの検察官によれば、殺人などの事件ではなく事故や自殺によるものであることをほのめかしています。同じ海域、つまりは同じエリアで同様の事象が発生していているので同一犯による犯行とも噂されています。

科学的にも足が浮いて漂流するのは稀であり、また他の身体のパーツが見つからないのは不自然と考えられており、確立や数値的に見ても『あり得ないほど』珍しい現象が起きているのです。当然ながらそれは『自然現象』である場合ですが・・・。

未解決事件は増え続けている?

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2019年令和元年となった現在ですが、犯人の見当が一切つかず逮捕されていない殺人事件、どこに消えてしまったのか全く分からない様な行方不明事件など『迷宮入り』してしまう事件が年々増加を辿る一方だと言います。果たしてその理由は何なのでしょうか?

未解決事件が増える理由①時効無効

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昭和や平成以前に起きた、残虐で卑劣な殺人事件。その中でも犯人の見当が付かず逮捕も検挙もできずに時効を迎えてしまい、遺族や被害者の念が晴れることなく『未解決』となってしまう事件が後を絶たなかったのです。そこで政府は現状を変えるために、時効に関する法律を見なおし改訂しました。

それにより死刑や無期懲役などの重い刑罰の対象になる犯罪者は時効が無効となり、いくら逃走を続けて月日が流れてもその罪が消えなくなり、逮捕が可能となったのです。逆に言えば、手掛かりや証拠が見つからず捜査が難航しても、永遠に解決しなくてはいけない事件が増えたとも考えられるのです。

未解決事件が増える理由②警察の人手が足りない

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現在から3年前の平成28年度に発生した、警察が確認している殺人や強盗などの罪の重い犯罪が伴った事件は5100件以上あり、その内検挙及び逮捕して解決に至った事件は4400件で『600件以上』の事件の凶悪犯が逮捕されておらず、世に紛れ込んでいるのが現実なのです。警察も必死に捜査にあたっていますが如何せん人手が足りないのも現状です。

現在の未解決事件への対応は?専門の捜査チーム設立!?

近年警察の人手が足りない中、凶悪な犯罪が増え続け巧妙な犯行も多様化するなかで、より犯人の証拠や手がかりが掴めず捜査が難航してしまう事態が増えてきました。こうした中で日本国内『警視庁』は専門の捜査チームを設立しました。

100以上の未解決事件を担当する特命捜査対策室

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現在からちょうど10年前の平成21年に警視庁が設立した新たな捜査チームです。その手の分野に卓越した知識や技術、プロファイリング能力を有した約40名の捜査員で構成され、これまでに100件以上を解決してきたという実績を持っています。

最新技術の活用

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近年更に進歩してより正確で微量なモノからでも検出できるDNA鑑定やあらゆる鑑定テクノロジーを駆使して、事件解決を目指して捜査します。インターネットやコンピューターなどを利用した科学調査なども取り入れられています。

TwitterなどSNSを利用も

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最近はひと昔よりもより一生情報社会となり、TwitterなどのSNSが急激に普及していきました。リアルタイムで一般人や民間人が情報を発信するので、時にその情報が事件の証拠や手がかりになることもあり、解決に繋がる場合もあるので、『SNS』も調査に利用されているのです。

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