プルメリアの花言葉の意味と由来!ハワイ語ALOHAに秘められた意味とは?

H=Ha’aha’a(ハアハア)…慎み深さ、謙虚

慎ましさにより表される謙虚さを意味します

ALOHAのA

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A=Ahonui(アホヌイ)…忍耐、我慢強さ

辛抱強さの精神を表しています

プルメリアの花びらはALOHAを表している

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ALOHAのアルファベットひとつひとつに意味があることが分かりましたが、ALOHAがプルメリアとどう関係しているのでしょうか。ALOHAがアルファベット5つで構成されている単語であることが鍵となっているのですが、プルメリアの花も5枚の花弁からできています。文字数と花びらの枚数の共通項により、プルメリアの花弁1枚1枚に、それぞれALOHAを構成する5つの精神が込められていると言われています。

「真心や喜びを大切にし、謙虚さや辛抱強さをもって他との調和を重んじる」ALOHAとプルメリアに込められたこの魂こそが、ハワイで脈々と受け継がれる「ハワイアンスピリッツ」なのです。

プルメリアの花言葉は結婚式にぴったり!ハワイでの挙式にいかが?

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エレガントで幸せオーラに満ちたプルメリアは、ウェディング系のイベントにもピッタリの花と言えるでしょう。特にハワイ挙式やリゾート婚を希望している方にはうってつけのアイテムです。次はプルメリアを結婚という角度からフォーカスしてご紹介します。

プルメリアの花言葉をブーケに込めて

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前述の通り、プルメリアには女性的で素敵な花言葉が存在します。プルメリアの花言葉は結婚というイベントにもしっかりとマッチしてるため、ブーケや会場装飾の花としても相応しいと言えます。

「気品」「日だまり」という花言葉には、これからの結婚生活に必要な優しさや温かさ、礼節の意味が含まれているので、しっかりと結婚への思いのこもったブーケになるでしょう。また、プルメリアには魅力を引き出し幸運へ導くという言い伝えや、大切の人の幸せを願う花という言い伝えもあるため、結婚というコンセプトにぴったりなのです。

プルメリアの花言葉を指輪に添えて

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プルメリアと関係の深いハワイには、伝統的なアクセサリー「ハワイアンジュエリー」なるものが存在します。ハワイアンジュエリーは、ただのアクセサリーというよりは、家族への愛だったり、大切な人への思いを伝えるためのツールだったり、記念日を祝い贈られたりと、深い意味を込めるアイテムとして認識されています。

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このハワイアンジュエリーの観念と結婚というイベントはとても相性がよく、またプルメリアはハワイアンジュエリーの代表的なモチーフとも言われているため、結婚指輪として用いると、より幸福になれると言われています。

プルメリアの花言葉「恵まれた人」に表されるように、恵まれた幸せな結婚を叶え、いつまでも幸せでいられるようにと相手を思う気持ちを指輪に込めるのも良いでしょう。

プルメリアには毒がある?!

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ここまでプルメリアの暖かくハッピーな情報を多数お伝えしましたが、今度は、意外にもプルメリアには毒性があるという、ややネガティブな側面をお伝えします。見た目の可愛らしさとは裏腹に、実は毒を持った植物であることに驚く人は多いでしょう。一体どんな毒性で、どの程度危険なのかについてご説明します。

プルメリアの樹液に注意

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プルメリアに毒があるというのは、意外ではありますが事実です。ただ、結論から言うと、毒があるのは樹液のみで、花を触っているだけであれば特に問題はありません。レイとして首にかけたり髪飾りにしたりする分には神経質になる必要はありませんが、幹や茎、葉に触れるような機会がある場合は注意が必要です。

プルメリアを切った際、茎や葉から出てくる樹液が注意の対象です。プルメリアの木の幹や茎、葉を切ると、白い樹液が出るのですが、この樹液の中に毒成分が含まれています。色や品種によって少し違いはありますが、主にオレアンドリン・ギトケシゲン・ジゴトキシゲンなという成分の毒が含まれていると言われており、皮膚症状や目への影響が懸念されます。

プルメリアの毒の作用

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顕著な症状としては接触した場合に起きる皮膚炎があげられますが、万が一口に入ってしまった場合、嘔吐や腹痛、不整脈や最悪の場合心臓麻痺といった現象が起きることが分かっています。目に入ってしまった場合も、深刻な症状が起きやすいと言われているため、素手で触らないようにするなどの工夫と注意が必要です。

日本のキョウチクトウにも同じ毒

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プルメリアは夾竹桃(キョウチクトウ)と呼ばれる植物の仲間で、ずばり属名や科の分類も「キョウチクトウ科」となります。細分化すると「インドソケイ属」という種類になるのですが、根本的な生態はキョウチクトウと同じです。日本のキョウチクトウは街路樹などとして広く植えられているため、割と馴染みのある植物と言えますが、このキョウチクトウにもプルメリア同様の毒があるのです。

プルメリアとよく似た毒性で、前述のオレアンドリンという成分を含み、嘔吐や倦怠感、下痢、めまいなど様々な症状を引き起こしすため、要注意の植物です。プルメリアよりも身近な場合も多いため、不用意に触らないようにしましょう。

プルメリアの香りとシンガポールの迷信とは?

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エレガントで豊かな香りが特徴のプルメリアですが、シンガポールではこの香りにまつわる、ある迷信が広く根付いていると言われています。その迷信についてお伝え致します。

プルメリアの香りの話題はタブー!?

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プルメリアの香りは主張が強いため、近くに咲いていると「いい匂いだね」と思わず話したくなってしまいます。しかしシンガポールでは、プルメリアの香りを感じても、そのことを口に出してはいけないという文化があるのです。その理由は「プルメリアの香りを強く感じるときは、そこに幽霊がいる」と言われているからです。驚きの内容ですが、シンガポールではそう信じられており、プルメリアの香りを察知しても、そのことについて話す人は少ないと言われています。

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