プルメリアの花言葉の意味と由来!ハワイ語ALOHAに秘められた意味とは?

ともかくシンガポールでは、霊が何かを訴えるためにプルメリアの香りを利用していると信じられており、そのことについて触れてしまうと霊がついて来ると言われています。もしシンガポールに行く機会があった際には、周囲の反応も心配されますので、プルメリアの香りには触れずに過ごした方が良いでしょう。

プルメリアの呼び名はたくさんある?

rawpixel / Pixabay

普段、プルメリアと呼んでいるあの白く可憐な花ですが、実は地域によって呼び名が違う場合があります。理論的な角度から言うと、プルメリアというのは生物学上の属名にあたり、英名などはまた別に存在します。

日本ではプルメリアとして定着していますが、ハワイや東南アジアなど、プルメリアと馴染みの深い国々ではなんと呼ばれているのでしょうか。

ハワイではプアメリア

最もプルメリアのイメージが強いハワイ。ハワイでも私達同様プルメリアと呼んでいるかというと、厳密にはPua meliaと書いて「プアメリア」と呼ばれています。このプアメリアは、ハワイ語に訳すると、大切な人の幸せを願うという意味になります。

フランジパニと呼ぶ地域も

BiljaST / Pixabay

プルメリアは、英名をフランジパニといいます。フランジパニという響きに聞き覚えのある人は多いでしょう。英名なので、英語圏ではフランジパニと呼ぶ人が多い傾向にあります。東南アジアでも英語を理解する国は多く、フランジパニという呼び名も一般的です。日本でもフランジパニという名前のお店や、商品をよく見かけます。プルメリア同様、知名度の高い呼び名と言えます。

インドネシアでの呼び名

rmac8oppo / Pixabay

東南アジアの暖かい地域でも、プルメリアは非常によく見かけられます。インドネシアをはじめ、周辺のリゾート地ではハワイ同様にプルメリアが日常に根付いていますが、この辺りではプルメリアと言うよりは「カンボジャ」と呼んでいる人が圧倒的に多いと言われています。聞き慣れない響きですが、プルメリアをインドネシア語に訳すとカンボジャとなります。

バリではジュプン

TheDigitalArtist / Pixabay

バリ島はインドネシアに属する島で、観光地としても非常に人気のあるリゾート地です。同じインドネシアでも、バリ島ではプルメリアのことをジュプンと呼んでいます。これは同じインドネシアでも、言語が「インドネシア語」と「バリ語」が存在するためです。

プルメリアの香りを楽しむ

yhahn / Pixabay

プルメリアの香りの良さは先程から再三お話ししていますが、やはりその香りには多くのファンが存在しており、様々な商品としてその香りを楽しむ方法が登場しています。今度はプルメリアの香りに特化して、その特徴や効能、楽しみ方などをご紹介します

芳香として利用され始めた背景

asundermeier / Pixabay

プルメリア独特の甘い香りは、古くから魅了された人間も多く、観賞用としてだけでなく香りを楽しむアイテムとしても生活に取り入れられました。香料として利用されるようになったのは16世紀と言われており、芳香剤としての歴史の長い花です。プルメリアの純粋な精油はとても高価なのですが、当時から希少価値の高い香料として扱われていたと言われています。

香りの効能・効果

SunRiver / Pixabay

プルメリアの精油は、健康面にも美容面にも効果を発揮するため、とても優秀なアロマと言えます。また、精神にも対する作用もメリットがたくさんあるため、上手に使うと癒やし効果は抜群と言えます。アロマテラピーとしての効果は十分に得られる花と言えるでしょう。また、リゾート地ではエステにも使用されている定番のアイテムです。

健康への効果

rawpixel / Pixabay

プルメリアの香りは、幅広い健康効果を持っています。

主な効果は、血圧上昇を防ぐ・血流を良くする・冷え性の改善・鎮痛作用・風邪予防・アレルギー症状の緩和と言われています。肉体的なトラブルにも効くということで重宝されている香りです。

美容への効果

kinkate / Pixabay

美容面への効果にも、かなり期待できるのがプルメリアの香り。特に女性にとって嬉しい作用を多く持っているため昔から常に人気のある香りと言われています。

主な効能は、肌の乾燥を防ぐ・潤いを保つ・肌のバリア機能が向上する・皮膚トラブルの予防といったものがあげられます。香りを嗅ぐと血流が良くなることから、肌への影響が生まれ、状態が整うと言われています。

精神への効果

leninscape / Pixabay

香りの治癒効果を取り入れ、自然な方法で心身を回復させることがアロマテラピーの定義ですが、最も効果を発揮するのが精神面と言われています。プルメリアの香りは、特に精神面への効果が高く、アロマテラピーにも適していると言えるでしょう。

主な効能は、不安を和らげる・気分を高揚させる・集中力を向上させるといったもので、どれも共通して元気を与えてくれるような作用となっています。街中でふと嗅いだだけでも幸福感を覚える香りですので、アロマとして取り入れるとその治癒力は相当なものになると言えるでしょう。

プルメリアの香りを楽しむ際の注意

出典:PhotoAC

素晴らしい効能の多いプルメリアの香りですが、稀にプルメリアの香りを使ってはいけない体質の方がいらっしゃるので注意が必要です。どんな優れたアイテムも使う人の体に合っていなければ毒にさえなりかねません。

プルメリアの香りを使ってはいけない人は、低血圧の人。プルメリアの香りには血圧を下げる作用があるため、元々低血圧の人や、病院で血圧に関する治療や薬を受けている人は要注意です。また、妊婦さんや授乳中の人も、思いがけないトラブルの可能性があるので、医師に相談したり使用を控えたりといった対策をしましょう。

プルメリアの花言葉はプレゼントや贈り物にぴったり!

inmemo / Pixabay

毒性や迷信など意外な側面もありましたが、南国の陽気なイメージと華麗な姿や花言葉からプルメリアはやはりとても魅力的な花であることを再認識できました。

花言葉の「気品・日だまり・恵まれた人・内気な乙女」という響きには、温かさや優美な雰囲気が溢れています。また、プルメリアに込められたハワイアンスピリッツも、慈悲深く一層プルメリアの魅力を底上げしています。そんな素敵なプルメリアは、プレゼントや贈り物にもぴったりと言えるでしょう。

congerdesign / Pixabay

ブーケやアクセサリーを贈る際には、プルメリアを検討してみてはいかがでしょうか。素敵な花言葉と言い伝えが、贈り物を更にグレードアップしてくれること間違いありません。

花言葉についての記事はこちら

NEXT おまじないや魔術についての記事はこちら