このルアーは、特に「色」という部分にこだわりを持っています。シーバスやチヌの習性である産卵期での偏食性を利用して、その時期にいベイトとなっているヒイラギのようなデザインで意識をルアーにもっていかせることができます。
そして、他のカラーも各ベイトの色や姿に合わせたデザインになっており、いろんな時期や場所を想定していろんな状況に対応することができるようになっています。数種類集めることでいろんな土地でも乗り切ることができるのではないでしょうか。
Contents
チニングルアーのおすすめルアー⑥ベビードラゴン ソルト2 クロダイ
これはルアーではなく、ジャッカルが出しているワームです。このワームのすごい所は、姿形、そして匂いや味までもがエサのようになっていることです。このワームで他の魚が釣れてしまうほど効果が大きい製品になっています。これは、他のワームなどに含まれるものの三倍は匂いと味の成分を含んでいるからです。
そして、フォールの時に起こる波による回転などもテール型のアームにより防止しています。これによって操作性も良くなり、根掛りももほとんどなくすことができます。雑食性の高いチヌには本当のエサに見えるくらいの製品になっています。
チニングルアーのおすすめルアー⑦ジャクソン R.A.ポップ
このルアーは、最初静岡県にある浜名湖で発売されていたのですが、デザイン性や釣りやすさなどから口コミで全国に広がっていったポッパールアーです。特に、ポップ音がチヌにとって好まれる製品であり、ポッピングゲーム専用に設計されているので効果を抜群に発揮してくれます。
また、水中での立ち姿勢がチヌにとって食いつきやすいようになっており、価格は少しお高めですがこのルアーだけでもポッパールアーは補えるかもしれません。ぜひ一度ポッパーの食いつき時の迫力を体感してみてください。
チニングルアーのおすすめルアー⑧シマノ ブレニアス ライズポップ 65F
このポッパーは同じサイズの製品の中でもダントツに飛距離が出ます。それでいて小型でありポップ音や動きに関しても申し分ないくらい良いものとなっています。種類に関しても、さまざまなチヌを想定して色も多種多様です。
操作性という点に関しても、小さくて軽いのでスムーズにチヌが反応するような動きをしてくれます。ですが、よく釣れるがゆえに耐久性がそこまで高くないので、ストックを持っておくとポッピングゲームをしていて釣果に困ることはないかもしれません。
チニングルアーのおすすめルアー⑨ドレス ドレパンミニ チヌ用カラー
このルアーは、シンプルなチヌ専用のバイブレーションとなっています。サイズがそこまで大きくなく、軽いので操作性は良い製品です。特に突出した特徴はないのですが、シンプルなデザインやルアーの背中部分の穴によって波の抵抗を受け流す構造になっています。
なんといっても、カラーの種類が豊富で価格も低めなので、「バイブレーションで釣ってみたいが最初にどのような製品を買えばいいのかわからない」という方には、最初のお試しのような感じで使ってみることをオススメします。
チニングルアーのおすすめルアー⑩ラバラ 五目ポッパー GPO40F
このポッパーの特徴は、なんといってもポップ音です。独特の形をしているカップによって軽やかなポップ音を出し、深場やボトムに潜んでいるチヌをおびき出してくれます。また、軽さや形状によりポッピングも軽く細やかで、素早い動きにチヌも反応します。
そして、もう一つの特徴でもあるのが「プリズムウェーブ機構」です。これは、背中の部分に埋め込まれていて、水中で止まって波の動きで揺れている時に光の屈折によりチヌをおびき出すことができるのです。この特殊な感覚を味わいたい方はぜひ一度使ってみてはどうでしょうか。
チニングルアーのタックルは?
もし大物が来ても安心できる範囲のタックルを!
チニングは、とにかく50upの大物などがいつ来てもいいように想定しながら準備しましょう。まず、ロッドはやはりチニング専用のものがおすすめです。チニング用のルアーに適しているロッドが多いので、操作性や耐久性も変わってきます。リールは2500~3000番台くらいのもので、スピニングリールを使えばまず大丈夫でしょう。
チニングルアーの釣り方は?
ルアーによって釣り方は様々
釣り方はルアーによって様々です。そして、釣る人によっても様々です。なので、ここでは各チニングルアーでの釣り方の基本だけ書いておきます。細かな釣り方やコツなどはこちらの記事で紹介しておりますので、参考にしてみてくださいね。
ジグであれば、まず岸やストラクチャー付近にキャストして、ボトムについたらズル引きしましょう。ポッパーではポイントを狙ってキャストした時に、できるだけカップ音を鳴らせて潜んでいるチヌにアピールしましょう。バイブレーションの場合は、ポイントより少し遠めにキャストし、ボトム付近で巻いてバイブさせ、チヌを誘い出しましょう。
チニングルアーの仕掛けは?
チニングの仕掛けは普段の他の釣法とあまり変わりません。道糸からリーダー、そしてルアーをつなげるだけです。ですが、ルアーとロッドがチニングに対応していなければチヌが反応してくれず全然釣れません。バス用のロッドなどは対応しますが、それ以外なら一度確認してみてください。
チニングルアーでチヌを釣り上げよう
チニングルアーがどのようなもので、どの時期にどのような種類のものを使えばいいのかなどを紹介してきました。ここまで見てチニングに興味を持った方は、ぜひチニング用のタックルをそろえて大きいチヌを狙ってみましょう!