トックリバチとは?生態や不思議な巣の特徴まとめ!毒性や危険性はある?

ハキリバチはその名の通り植物の葉っぱを切り取って円筒形の巣を製作します。巣には花粉と蜜を混ぜ合わせた花団子を入れて子供の餌にします。

葉っぱを千切ってできたそれはまるでフラワーアートのように美しく、葉っぱを健気に運ぶハキリバチの姿は可愛らしいです。

オオスズメバチ

ミツバチと並んで蜂のなかでもっとも有名な存在で、もっとも危険であるオオスズメバチ。その巣は土色をしたボール状でとても巨大です。

内部はアシナガバチ同様に六角形の穴がありますが、こちらは外側を樹脂の壁で囲んでおり、1箇所出入口が存在します。

彼らの巣は木の中の空洞、床の下、天井裏など目立たない場所に作られます。時には地中に巣を製作する場合もあります。たいへん危険ですので駆除は業者に任せましょう。

ミツバチ

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ミツバチの巣は平らな板状をしていて、外壁はありません。コミツバチは1枚だけの板を作りますが、ニホンミツバチ、セイヨウミツバチは複数の板を作ります。

大きなものだと全長1mを超えるほど巨大なものを製作する場合もあります。養蜂場でハチミツのために飼育されていることでお馴染みですね。

六角形の部屋が存在するのはアシナガバチと共通する性質ですが、両者に関係性はなく並行的に同じ性質を得たようです。

アナバチ

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アナバチはその名の通り、地中に穴を掘ってそこに生活をする蜂です。いくつかの穴を地面に開けますが、それらは全てダミーの穴で、本物は1箇所だけです。

巣を作らないハチも多い

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蜂といえば巣を作って生活するイメージが強いですが、原始的な種であるハバチ、枯木の内部に産卵するキバチ、他の虫に寄生する寄生バチなど、実は巣を持たない蜂のほうが多いのです。

トックリバチはとっくり型の巣を作る不思議なハチ!

彼らがどんな虫なのかお分かり頂けたでしょうか。見間違いには気をつけて、彼らの巣を見かけたら優しく見守ってあげてください。

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