テナガエビは、餌を自分の居場所に運んで食べる習性があるため、あたりがきてもすぐに合わせないで、動きが止まってから静かに上げます。ピンピンと引っ張るバックキックの手ごたえを楽しみながら吊り上げてください。
テナガエビの飼育
テナガエビはペッとしても人気
テナガエビはペットとしても人気があり、飼いやすいエビです。メダカなどと一緒にしてアクアリウムを作っても素敵ですね。ただし、テナガエビは肉食です。小さな魚や弱った魚を一緒にすれば食べてしまうかもしれないし、逆に大きな魚には食べられる危険があります。
テナガエビの飼育環境
水槽の選び方と水温設定
飼育用の水槽は、テナガエビだけを買うのなら小さくて構いませんが、ほかの魚などを一緒にしたり、水草や流木などを入れてアクアリウムを作るなら大きいものが必要になります。飼育するには、隠れ家になるものが必要です。
テナガエビは生命力が強く、水の汚れやエサ不足では弱ったりしませんが、気にしなければならないのは夏の水温です。低めの20℃ほどに設定しましょう。冬はヒーターを使用する必要はなく、室温で大丈夫です。
テナガエビの飼育用の餌
餌は、ザリガニ用の餌、ヌマエビの餌など、ドライフードタイプが販売されていますが、レビューで食いつきのよさそうだったのは写真の「ヌマエビの主食」でした。ただし最初は人工餌に慣れないので、冷凍の赤虫などを与えてもいいですね。少量ずつブロックになった冷凍ものがあるので保存もしやすくていいようです。
テナガエビの料理法
テナガエビ料理の前に下ごしらえ
テナガエビは、炒めたり焼いたりしてもおいしく食べられますが、定番は、殻も一緒に食べられる素揚げやてんぷらがお勧めです。最高のビールのおつまみになります。取れてしまった足(手?)も美味しいので捨てないでください。
テナガエビは、水道水に入れて一晩は泥を吐かせてから調理します。泥を吐かせたテナガエビは、ボールに移して料理酒をたっぷり注いで鎮めて締めます。時間は、テナガエビがおとなしくなったらゴミや汚れを取り調理に使います。