カジカはおいしい魚|カジカの釣り方から料理のレシピまで!

ぬるっとした外見のニュウドウカジカは深海に住んでいるカジカの一種で、イギリスの「醜い動物保存協会」から「世界一醜い生物」として選ばれました。日本でブサカワキャラクターとしての注目され、そこから海外でも人気に火がつき、今や世界にゆるキャラになっています。

カジカは簡単に釣ることができる

カジカは「泳ぎが苦手」という特徴があり、主に流れが緩やかな場所や岩や流木、岩礁やテトラポットの隙間などに身を潜めています。コツさえつかめば比較的釣りやすいと言えます。この章ではそんなカジカの釣れる時期や食べごろについて紹介していきます。

春から秋まで広い時期で釣れる

前述したようにカジカは産卵で一生を終えないため、産卵前と産卵後の2回旬を迎えます。釣りの時期は産卵前の春(4~6月頃)から産卵後の冬(12月頃)までと幅広く、中でも産卵前のカジカはエサに対して貪欲のためよく釣れます。食べごろとしては産卵後、失った体力を回復するかのようにエサを食べ続け、脂が乗ってくる秋から冬の時期です。

食べごろは秋

秋の魚と書いて「鰍(かじか)」と言うほど、秋から冬にかけてカジカは一番の旬を迎えます。秋口のカジカは脂が乗っており、冬ごろになると卵を持っているため、カジカ鍋にすると大変美味とされています。

カジカの釣り方

カジカを釣る場合、簡単にできる「探り釣り」という方法があります。この「探り釣り」は比較的浅瀬で流れの穏やかな場所で行うので、子供と一緒に家族で楽しむことができます。この章では「探り釣り」のやり方を紹介していきます。

探り釣りでは特殊な道具を使用する

「探り釣り」はそのポイントにエサを入れ込み、カジカを狙います。「探り釣り」で使う道具は、箱メガネ、エサ(イクラがオススメです)、ハリス付き針、金魚竿(先端にハリス止めがついています)になります。金魚竿ならハリスを結ぶ手間が省けます。

探り釣りの方法①

「探り釣り」は川の中に入ったり、川のそば、堤防の付近を散策します。そして岩の裂け目や、物と物の間、流れが緩やかなポイントを見つけます。見つけた後は箱メガネで水中を確認し、竿でエサをそのポイントに垂らします。

探り釣りの方法②

ピクピクッとあたりがあれば竿を引き上げます。それでもあたりが来なければ次の場所へ、というように「探り釣り」はポイントを求めてあちこち動き回るので、滑りにくく歩きやすい靴を準備すると安全です。

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