タトゥーラ SV TWって結局どうなの?他機種と比べてみた!特徴&インプレも!

SV TW8.1

出典:DAIWA

タトゥーラSV TWエクストラハイギアモデルで、ボディカラーはパープルです。カバー撃ちなどでピッチングやフリッピングのキャストの正確性や、バイト時のフッキングの素早さに優れています。

タトゥーラSV TWのインプレ

なかなかのスペックを備えたタトゥーラSV TWは、実際に各シチュエーションでその実力を発揮します。スキッピングを苦手とする人も1時間もすれば上達するほどキャストがしやすく、ブレーキ性能が高く初心者に非常に扱いやすいです。

ピンポイントキャストが決まりやすく気持ちが良い!

SVスプールの恩恵が素晴らしく、近距離ではほとんどバックラッシュをしない事で狙った箇所にキャストすることが容易で感動的です。DAIWAの旧モデルではキャスト終盤でスプールのラインが膨らみがちでしたが、タトゥーラSV TWではキャストスピードに関わらずラインの膨らみがなく、狙った箇所にピタリとキャストが決まります!

ハイエンドモデルと同等の光輝塗装がカッコイイ

光沢感のあるその外観の完成度はとても2万前後のお手頃価格とは思えない、ハイエンドモデルと比べても引けを取らない高級感のあるカッコ良さを感じさせます!所有感を満足させてくれること間違いなしです。

逆にタトゥーラSV TWの悪いところ①

ハイエンドモデルと比較すると気になる部分が、サイド部分を中心に樹脂製の素材が使用されている点です。メタルマテリアル素材が使用されている高級機と比較すると、パワーフィッシングをされる方には剛性が物足りない恐れがあります。好みの問題もありますがハンドルの長さが80mmという短い所も若干使いにくさを感じます。

逆にタトゥーラSV TWの悪いところ②

オールラウンドという事ではありますが、重量級ルアーは少し扱い辛いです。タックルバランスを適切に取れていないと飛距離が出にくい傾向があります。バックラッシュをしない反面、軽量ルアーではブレーキの引きずり感を感じ、適切なサミングができる中級者以上には飛距離は伸びない恐れがあります。

他のリールと比べてどうなの?

魅力的なコストパフォーマンスを誇るタトゥーラSV TWは実際に他の機種と比較するとどうなのかが最も気になるところです。購入の際は同じDAIWAのフラッグシップモデルとグレードアップモデルとの違いや、バックラッシュのしにくさで有名なスコーピオンDCが比較対象として非常に気になると思うので、主なスペックの違いや使用感を比べてみます!

スティーズA TWとの比較

スーパーメタルハウジングを採用し高剛性フレームを誇るスティーズA TW。タトゥーラよりもマグフォースZの恩恵で遠投時のキャスト伸びが気持ちよくSVコンセプトとの違いを感じます。しかしキャストの正確性ではSVシリーズに軍配が上がり、タトゥーラは33mmSVスプールという点でライトリグが使いやすい利点があります。

ジリオンSVとの比較

同じSVコンセプトを搭載し、高剛性フレーム採用のジリオンSV。ベアリング数や剛性、スピードシャフトを搭載している点ではタトゥーラSV TWが劣勢ですが、グリッピング力に優れたハイグリップライトノブという最高級ノブを使用している点やスプールの小径化による低弾道のキャスト制度ではタトゥーラSV TWが勝ります!

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