同じSVコンセプトを搭載し、高剛性フレーム採用のジリオンSV。ベアリング数や剛性、スピードシャフトを搭載している点ではタトゥーラSV TWが劣勢ですが、グリッピング力に優れたハイグリップライトノブという最高級ノブを使用している点やスプールの小径化による低弾道のキャスト制度ではタトゥーラSV TWが勝ります!
スコーピオンDCとの比較
マイクロコンピュータで最適なブレーキをかけるシマノのDCブレーキ安価モデルで、バックラッシュ知らずのノンサミングで投げられる事が有名です。比較すると、飛距離ではスコーピオンDCに劣るものの、ショートキャストの正確性やトラブルレスな点ではタトゥーラに軍配が上がります。
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タトゥーラSV TWはソルトにも対応!
タトゥーラSV TWはソルト対応・水洗い可なのでシーバスなど海釣りメインでお手頃価格のベイトリールを探している方にも非常にオススメできます。ベイトリールでPEラインに不慣れな方にも扱いやすく、ラインのコントロールが高性能に行えます。
ソルトにも対応してるオールマイティリール
海釣りの場合、タトゥーラSV TWに搭載しているTウィングシステムが、リトリーブ時に常にラインに適度なテンションを掛けられるためPEラインをしっかりと巻きつけやすいという利点があり、ソルトにもしっかり対応しやすいオールマイティさを持ち合わせています。
実釣動画を見てみよう
動画では16ZILLION SV TWにタトゥーラSV TWがどれだけ迫れるか、という点を検証しています。巻き心地という点については16ZILLION SV TWに劣るようですが、飛距離は全く問題無く、16ZILLION SV TWに勝るとも劣らない性能を見せています。動画で何度もあがっていますが、やはりその高いコスパが人気の理由のようです。
結局タトゥーラSV TWはどうなの?
間違いなくこの価格帯ではないほどの性能を備えているのがタトゥーラSV TWです。実際、耐久性や遠投性など一つ一つをハイグレードモデルと比較すると劣る部分は多々あり、物足りなさを感じることはありますが、トラブルレスな使用感や正確なキャスト性能は見逃せないポイントです。
入門機としてはオススメ
実質1万後半で入手できるといったコストパフォーマンスは非常に優れており、幅広いルアーウェイトに対応できる点やバックラッシュを恐れず投げ、狙ったポイントにピタリと入りバイトした時の感動を得る事ができるので、初心者の方には是非オススメします。
オールマイティに使いたいならおすすめ
全てにおいて高級機に勝る!とはさすがに言えないものの、ベイトの中でも軽量から重量級まで使えるといった守備範囲が広く、スプール立ち上がりの素早くスキッピングなどの変則的なキャストがしやすいので、淡水から海水までオールマイティに使用したい方にもおススメな一台です。
本場アメリカで信頼を得ているDAIWAの技術
バスフィッシングの本場アメリカで、グローバルな実績を重ねてきたタトゥーラは世界からその技術に信頼が置かれています。低価格ながらもその培った性能と磨かれた外観を詰め込んだDAIWAの本気が見られるベイトリールがタトゥーラSV TWです。
タトゥーラSV TW ワークス限定モデルが完璧!
ダイワ製品のアフターサービスを行っているSLP WORKSからタトゥーラSV TWの限定モデルが発売されました!ハイグレードと比較した際に惜しかったハンドルやボールベアリング数、そしてローギアモデルも登場といったラインナップになっており、カスタムを考えていた方は注目です!
ローギアモデルギア比5.5が登場
- 出典:楽天
クランク好きなど巻き抵抗の強いルアーの扱いやすさに優れているローギアタイプが、タトゥーラで初採用されています!上位機種であるジリオンSVにはラインナップされていましたが、残念ながらタトゥーラは6.3からしかなく見送っていた方にも朗報です!
ハンドルが90mmになり、カーボン製に
ハイエンドモデルと比較すると短かったハンドルノブを90mmに変更しており、SLPのカスタムパーツとしても普通では販売していない限定カラーのパープルが、限定モデルの黒いボディにアクセントとして非常に映えます!既存品と比べ1万円程高いですが、カーボンハンドルだけでも同じお値段なので非常にお買い得です!
コストを抑えて楽しむには最高のタトゥーラSV TW
価格を考えるとこれ以上ないパフォーマンスが詰め込まれており、ストレスフリーな使い心地は初心者から上級者まで満足させる完成度です。キャストの正確性などは同価格帯だけでなく上位機種にも劣らぬ性能で、スキッピングの練習や色々なスタイルに挑戦させてくれるきっかけになる頼れる相棒です。