振り出し竿とは?
伸縮できる釣り竿が振り出し竿!
振り出し竿は、ワンピースロッドと違い、竿自体が伸縮できる釣り竿です。なので、釣り竿を小さく折り畳んで持ち運ぶことが可能です。また、コンパクトに収納できるのでワンピースロッドとは別に緊急時の予備用のロッドとして持っておいたり、遠出しながら釣りをしたい時に好まれることが多いです。
振り出し竿の構造
振り出し竿は、竿の節の部分が分かれています。各パーツの中が空洞になっており、一本一本収納できるようになっています。これを入れ子式と言い、各パーツの大きさが違うことで大きい順に収納でき、振り出し竿の特徴である収納後の小さくコンパクトな姿になります。
振り出し竿の種類
振り出し竿の種類①投げ竿
投げ竿は、より遠くのポイントを狙いたい時に使われる竿です。主に砂浜(サーフ)から遠投して海釣りを楽しむのですが、岸や堤防などから少しだけ遠投してタイなどを狙う楽しみ方もあります。また、竿の長さが約4m近くあり、25〜35号の重い錘を使うのも特徴です。
振り出し竿の種類②延べ竿
延べ竿は一般的な竿と違い、竿の先端部分に直接糸をつけて使う竿のことです。なので、仕掛けが簡単で初心者でもすぐ釣りを始めることができます。竿の長さは釣る場所などによって異なりますが、大体4〜5mほどです。また、リールが無いので、竿一本でのダイナミックな駆け引きが魅力でもあります。
振り出し竿の種類③磯竿
磯竿は、岩場や磯などをメインにウキ釣りをする磯釣りに使われる竿です。この竿の特徴として、竿のしなりが結構あるので海でも使えるなどの万能な竿として使われます。初心者の方はどんな魚を釣ろうなどの目的が決まってないことが多いですが、この竿はある程度の魚の種類に対応できるので、選ばれやすいです。
振り出し竿の種類④ルアーロッド
ルアーロッドは、名前の通りルアーを使う竿全般のことを言います。現在は昔と違い、いろいろな魚がルアーで釣れるようになり、ルアーでの釣りが主流になっています。なので、釣りをする方なら一本は持っているロッドの種類です。