サワガニを、両サイドから親指と人差し指で、挟み込むようにつまみます。このように持って頂ければ、ハサミの可動範囲外に指がある状態になりますので、挟まれる心配はありません。もし挟まれてしまっても、そこまで挟む力は強くないのでご安心を。驚くと自分で脚を切ってしまう場合がありますので、そっと持ち上げてあげましょう。
捕まえるときの注意点
サワガニは浅い場所で見つけることが出来るため、水に浸からず捕獲出来ますが、苔や藻が生えた石などで滑りやすい場所もあります。浅瀬とはいえ十分に足元に注意しながら行動が必要です。
また、ひっくり返した石は元の場所に戻すようにしましょう。私たちの目には見えていなくても、色々な生物の卵などが付着していたり、他の生物の隠れ家になっていたりということがあります。出来るだけ生態系を崩さないよう、自然への最低限の配慮が必要です。
サワガニを食べる|保存期間
調理した後は、どのくらいの期間保存しておけるのでしょうか。保存期間をふまえた上で、自分たちでどのくらいの量を食べきることが出来るのか、考慮しながらの捕獲が必要です。
食べる分だけ捕獲しよう
1度獲り始めると、夢中になって沢山獲ってしまいそうですよね。ですが、私たちが食べきれない程大量に乱獲してしまうと、川の生態系が崩れかねません。今後も長く川の恵みを頂くために、食べきれる分だけを捕獲するようにしましょう。