鯉の寿命ってどれくらい?ギネス記録の鯉も紹介

1983年に鯉の寿命で226歳で、ギネスブックに認定されたのは、日本生まれの岐阜県にある東白川村の鯉です。名前は「花子」と名付けられて、江戸時代から7世代で飼育されて生きてきた緋鯉です。

緋鯉とはどんな鯉か

一般的に見られる鯉は、黒っぽい体色の「真鯉」のことです。緋鯉は、黒い体色の真鯉から突然変異で生じた体色が赤色の鯉のことです。錦鯉は、この緋鯉から鑑賞用として、品種改良がされました。

長生きしている鯉

1971年には、219歳だった「花子」以外にも、同じ池には、「葵」白色173歳、「力」黒色158歳、「さとる」白色154歳、「三太」黒色144歳、「雪」白色144歳などの長寿の鯉がこのときいました。

鯉の寿命を知ろう!平均寿命|飼育されている鯉

飼育されている鯉の平均寿命は30年

飼育されている鯉平均寿命は、30年程です。錦鯉も同じ平均寿命です。餌を与えすぎると鯉は病気になりますので、飼育には注意が必要です。鯉は長生きしますので、飼育者の年齢では、鯉の処分の問題もあります。

鯉の平均寿命以上に生きる鯉もいる

鯉寿命は、100年以上と言われています。品種改良された錦鯉も70年以上長生きします。また、水槽より池でのびのびと飼育することで長生きします。池で飼育は、外敵の小動物やサギには気をつけましょう。

鯉の寿命を知ろう!平均寿命|野生の鯉

野生の鯉の平均寿命は20年

野生鯉は、餌や外敵などいて平均寿命は20年~50年程です。食性が寿命に影響している可能性があります。また、野生鯉の大きさでは、過去には琵琶湖で国内最大2.3mの鯉が釣れたと言われています。

野生の鯉はストレスに強い

野生鯉はストレスに強く、水質の良い川より、水質の悪い川を好みます。汚川にも強いです。野生の鯉は、日本各地にいます。池や沼、河川の中流から下流の流れの緩い場所や湖沼に生息しています。野生鯉には、外来種もいます。

鯉が長生きする環境を知ろう

水槽より池が長生き

鯉は、池で飼うと長生きの傾向があります。水槽では、ストレスが溜まります。しかし、池で飼うには、小動物、サギなどには、注意が必要です。水槽でも飼育できますが、飼育には餌の与えすぎには注意しましょう。小さく飼育することも可能です。

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