カサゴの釣り方総集編!!釣りの時期やエサなど全て紹介!

また、根がかりした時に強く引っ張ると留め具が外れ、クルッと反転して外れる設計のオモリもあります。

アタリがあったら引っ張り出す

カサゴは、危険が及ぶと穴や窪みをめがけて泳ぎ、そこに引っ込もうとするので、針がかりしたまま堤防の際や、岩の隙間に潜り込みそうになります。また障害物に巻かれると針を外して逃げてしまいます。

アタリがあったら一呼吸おき、次のタイミングで迷わず合わせ、竿を立てつつ一気に巻き上げ、引き込まれるのを引っ張り出す感じで釣り上げます。カサゴの種類についてはこちら記事を参考にしてみてください。

カサゴのリリースラインを知っておこう

成長が遅く繁殖力が低い

この魚は成長が遅く、15センチほどに成長するのに2年を要します。最大サイズの30センチとなれば、かかる年数は10年。また行動範囲も狭いので、一つの場所で稚魚を乱獲してしまうと、全体的な数に大きなダメージを受けてしまうのです。また1匹から生まれる稚魚の数も他の魚に比べて少なく繁殖力も低めです。

18センチ以下はリリースしよう

釣りファンであれば知っている、自然保護のためのリリースライン。よく知られているヒラメのように、カサゴも18センチ以下はリリースするのがマナーです。18センチでも釣る時には、その引きや重みは手応え抜群。釣れたら優しく針を外して、リリースしてあげましょう。その後はポイントを変えて楽しみましょう。

カサゴは簡単に捌けて美味しい

捌き方は難しくない

そのグロテスクで刺々しい見た目から、捌くのが大変そうだと思う人もいるかもしれませんが、決して難しいものではありません。ウロコも大きめで取りやすく、身が厚く包丁も入れやすいので、身を崩さずに刺身に仕上げることができます。唐揚げともなれば、多少豪快に捌いても、背開きを施せば、仕上がりは立派な高級料理です。

料理の幅が広い

白身で淡白なので、様々な料理にできます。刺身や背越し、唐揚げ、煮付け、あんかけや南蛮漬けもおすすめです。ヒレや顔など見た目も華やかなので、どの料理にするにしても、頭を残して調理することで、食卓が盛り上がること間違いなしです。よく研いだ包丁で、鋭いヒレに気をつけながら思い切って料理しましょう。

血抜きをするともっと美味しい

釣り場で血抜きをすると、もっと美味しく食べれます。血抜きの方法も簡単で、エラの下の薄い腹膜にハサミや包丁で切れ目を入れ、背骨に当たるまで切り海水につけます。

ハサミなら持ち歩きも簡単ですし、難しいテクニックはいらないので、この血抜きはおすすめです。自宅で刺身にしようとする場合は、身の色も綺麗になります。神経締めの詳しい方法についてはこちらの記事をご確認ください。

カサゴ釣りはとにかく面白い

アタリの感触がクセになる

他の魚に比べ、アタリの感触がしっかりとしていて、すぐにカサゴだとわかります。合わせるタイミングが悪くても、回遊しているわけでなくそこに根付いているので、針のサイズや餌の付け方を変えながら、釣れるまで試行錯誤することができます。

この魚は、餌を大きな口でパクッと食べるので、針がかかりしたらすぐに巻き上げることで楽に釣れます。

釣り上がる瞬間がかわいい

釣り上げて、海面から現れるカサゴは、丸い胸ビレをパッと開き、大きな口を開けたまま、パシャっと音を立てて上がってきます。そのなんともキュートな表情といい、ポイントによって変わる色柄といい、この釣りならではの楽しさがあります。魚を釣ったという感覚がしっかり味わえる釣りです。

自分だけのポイントを探す楽しさ

カサゴは、思いもよらないところにいることがあります。例えば、漁協と船着き場の間の、海につながる小さくて深い溝や、船着き場の角など。この魚が好みそうなポイントを自分の足で探し、自分だけの場所でチャレンジするのも、この釣りの楽しさの一つです。

カサゴの種類に関する記事はこちら

神経締めの詳しい方法に関する記事はこちら