夏場はキャンプがしやすい気候で、お子さんも夏休みなので、お子さんと一緒にキャンプに行った際に「何をしようか」という話になると思います。この章ではお子さんと一緒に作れて、いい思い出になったりテンションの上がる料理をご紹介します。
流しそうめん
夏のキャンプ場では時折流しそうめんをやっているファミリーキャンパーを見かけます。コースを自分たちで作ってちゃんと流れてくるかのドキドキ感、流れてきた時に取れるかどうかのドキドキ感。ドキドキしっぱなしでテンションも上がるのが流しそうめんです。
流しそうめんのレシピ
【材料 食材:そうめん、麺つゆ】流しそうめんのコースは竹を半分に割って作ってもいいですが、竹の調達や加工の時間を考えて雨どいで代用するのもありです。直線コースだけでもいいですし、カーブをつけても面白いです。
子どもと一緒に作れるポイント
コースを作る時のお手伝いをお子さんにはしてもらいましょう。どんなコースにするのか、試してに流してみてどうか、せっかくの夏休みですから自由研究として作ってみるのもありですね。
缶蹴りで作るアイスクリーム
キャンプはとにかくいろいろやることが多いので、キャンプ料理の重要なポイントは「時短」「ながら料理」「お手軽」です。一方、アイスクリームは冷やしながら撹拌させ、かき混ぜなければならないので「つきっきり」「手間がかかる」「時間がかかる」料理です。ところが、アイスクリームが遊んでいるうちにできるとしたらいかがでしょうか。
アイスクリームのレシピ:【クリーム編】
【材料 生クリーム、牛乳、バニラエッセンス、砂糖】アイスの元になるクリームは以上の材料を混ぜ合わせます。その際、生クリームと牛乳を足して小さい缶の8分目ほどの量になるように調整します。なお、砂糖は少しにしておきましょう。また、食紅などを入れると色あざやかなアイスクリームが出来上がります。
アイスクリームのレシピ:【缶編】
【材料 大きめの缶、小さめの缶、氷、塩、ガムテープ、タオル】次は缶の方を仕込んでいきます。小さい缶の中に混ぜ合わせたクリームを入れ、しっかり蓋をしてガムテープで固定します。そして小さい缶を氷と塩を入れた大きな缶の中に入れ、蓋を閉めてガムテープで固定。そして大きな缶の周りをタオルで巻いて完成です。
子どもと一緒に作れるポイント
あとは出来上がった缶蹴りアイスクリームセットをお子さんに蹴ってもらって遊んでもらうだけです。ただし、一つ注意点として大事なのが、遊びすぎると出来上がったアイスが溶けてしまうところです。
キャンプ料理に必要な作業を子供と一緒にやってみよう!
キャンプは普段の日常とは違う特別な日です。そういう日は普段とは違い、お子さんにも役割分担してあげましょう。そうすることで責任感が生まれたり、枝の残量を見て自分で拾いに行ってくれたり、ちょっと大人になるきっかけがキャンプで見つかるかもしれません。
火おこしに使う木の枝集め
焚き火での火起こしは火傷をする危険がありますが、その燃料になる小枝集めはお子さんでもできますし、役割分担してあげることで、積極的にキャンプに参加しやすくなるので、お子さんが一歩大人になる瞬間が見れるかもしれません。
ナイフで削ってつくるマイおはし
料理だけでなく、食事に使うものを一緒に作ってみましょう。お箸づくりは比較的簡単にできるのでオススメです。作り方は口に入れる方から削っていき、うまく掴めるようなら持ち手へと削る場所を変えて全体的にささくれがなくなったら完成です。ただし、刃物を使うので、大人がそばにいてあげましょう。
キャンプ料理を通して、子どもが一歩大人になる
キャンプ料理は子どもも参加できるキャンプでの仕事です。楽しく一緒に料理をしたり、必要なものを集めたり、大人と一緒に作業することで、ちょっぴり大人になるところを見れるかもしれません。キャンプ料理が子どもの成長のワンシーンになることは十分にありうることなのです。