アルコールバーナーの人気おすすめランキング10選!選び方や使い方、自作方法も紹介

使う機会が多いほどにその色彩の変化を楽しめるのはチタン製のキャンプギアならではの楽しみ。加工が難しくかつ原料が希少なので値段は高くなりがちですが、予算に余裕があるなら選んでみる価値アリです。

真鍮

5円玉の素材である真鍮は比較的加工などがしやすい金属。アルミニウムよりも多少重量はあるものの、強度が高く、美しい金属色が魅力です。

高級感のある淡い金属色を楽しむのも良いですが、使いこむほどに渋みのある色合いに変化するので、経年変化も楽しむことができるアイテムです。長く付き合いたいキャンプギアなら、自分好みに育てて、アンティークな雰囲気を楽しむのもおつです。

アルミ

圧倒的に加工がしやすく軽量な金属として、私たちの生活の中にも深く浸透している金属、アルミニウム。強度こそ高くはないものの、素材自体の値段が安いので、最終的なコストパフォーマンスは高めのものが多いです。

あまり頻繁に使用する予定でなくて、低い価格帯のものを購入したいならアルミ製で十分楽しむことができます。また、飲料水の缶の素材としても非常に身近なので、DIYでバーナーを自作するときにもうってつけの素材です。

付加機能

付加機能、というよりは付属品に近いかもしれませんが、構造のシンプルさゆえに、付属品によって機能性が大きく変わります。バーナー自体には火力調整機能がないというものが多いので、消火用の蓋がついているか、五徳が一体型のものかなどの情報はあらかじめチェックしておいた方がいいです。

五徳

調理用の熱源としてアルコールバーナーを使用したいという方には必須のアイテムです。アルコールバーナー自体には付属していないことも多いので、必要であれば別売りのものを購入するようにしましょう。

購入する際は、鍋などのクッカーをおいても問題のない丈夫なものを選ぶようにしましょう。ただし、調理用の熱源としては必ずしも向いているキャンプギアではないので、調理の際に使う鍋も小さくなるのが必然です。五徳のサイズもそれに合わせて選ぶようにしましょう。

消化蓋

消化する際には、炎の上から空気の供給を遮断する蓋をかぶせる必要があります。燃料となるアルコールを入れて火をつけたら、基本的には、燃料がなくなるまで燃え続けるのがアルコールバーナーです。

そのため、必要以上のアルコールを入れてしまうと、アルコールを無駄にしてしまうとともに、バーナーが自然鎮火してくれるまで待たなければなりません。

消火用の蓋が付属しているアイテムであれば、蓋をパッとかぶせるだけで鎮火することができるので便利です。パッキンがついているものなら、蓋をかぶせてアルコールが入ったままで携帯することができるので、なお便利です。

火力調節

火力の調節を担うのも実は消火用の蓋です。蓋のかぶせ具合によって火力調節することができ、少し隙間をあけると弱火、さらに狭めるととろ火・・・といった具合に火力調節することが一般的です。ものによっては火力調節弁がついているので、蓋がなくても火力調節が可能です。

燃焼時間

似たような見た目でも、性能面で見ると意外に異なる点も多いアイテムです。アイテムの燃焼構造によって燃焼効率なども大きく変わってきますので、アルコールの消費量に対して燃焼時間が長いものもあれば短いものもあります。また、使用したい場面によって、必ずしも燃料の容量がおおきいものである必要もないので、アウトドアでの使用シーンを念頭に置いて商品選択をしましょう。

アルコールバーナーの使い方

これまで様々なアウトドアを経験してきたベテランさんの中でも、まだアルコールバーナーを使ったことがないという人は多いのではないでしょうか。もちろん決して難しいわけではないので、ここでは基本的な使い方を、一つ一つ順を追って説明していきます。

燃料を入れる

バーナーの燃料タンク部分に燃料用、あるいは消毒用のアルコールを注ぎ入れます。あらかじめ、どの程度の燃料が必要なのかをしっかり確認してから燃料を入れましょう。また、入れる燃料の量は、そのアイテムの単位燃料当たりの燃焼時間などを参考にするとよいですよ。

燃料の種類①:燃料用アルコール

薬局などで売っている燃料用アルコールは一般的にはメタノールとエタノールの混合液です。メタノールの分量が7:3くらいで多めです。メタノールはエタノールと違い有毒性ですので、飲用はできません。

燃料の種類②:消毒用アルコール

消毒用のアルコールは主成分がエタノールです。エタノールはお酒にも含まれているため、酒税法にかかります。そのため、燃料用アルコールに比べると効果になります。火力自体はエタノールの方が強いものの、炭素量が多くなるためすすがつきやすくなります。

火をつける

着火用のライターなどの熱源を別に用意しておき、燃料タンク内の燃料に着火します。一度着火させても火が安定するには少々時間がかかります。

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