常紋トンネルから大量の人骨?タコ部屋労働や人柱伝説の真相に迫る!

幽霊が出る、呪われるなど忌み嫌われる場所ですが、その付近は人の出入りが乏しいこともあり、多くの山菜が自生していました。付近に暮らす40代の女性は、山菜採りで近くを訪れ、そろそろ帰ろうとするも、右足が何かに引っかかったのか、動きません。

木の根かと思い足を見ると、なんと足首を骸骨の手が掴んでいるのです。ゾッとして振り払い駆け出すも、度々転び、転んだ側には白い骨が散乱していたそうです。後日トンネルないから人骨が見つかったと聞いてからは、女性は二度とトンネルには近づきませんでした。

常紋トンネルでの怪奇体験談③蠢く黒い影

ある撮り鉄の男性が、夜行列車に乗った時の話です。深夜近く、常紋トンネルへと差し掛かかった列車、トンネルへと入る警笛が鳴り暫くすると、血生臭い臭いとも汗の臭いとも言える謎の異臭が立ち込めました。そして、ぐしゃり、がしゃりと、割れた陶器を袋に入れてひきずるような音が響きました。

恐怖心と好奇心から男性が廊下を覗いてみると、人のような形をした黒い影が、ゆらゆらと廊下を蠢いていました。暫くすると影は消え、呆然と男性が佇んでいると、見回り中の車掌が声をかけてきました。「お客さんも、見ましたか?」男性は冷や汗が止まりませんでした。

ゾッとするような怖い話は日常にも潜んでいる

人影や血まみれの男など、非現実的に感じるものも怪奇現象には多々あります。しかし、心霊スポットを訪れなくても、日常の至る所に心霊現象は潜んでいます。心霊体験や怪談話について詳しく解説した記事もあります。ぜひこちらもご一読下さい。

常紋トンネルの地図と行き方は?

常紋トンネルは今も現役で使われている路線です。開通当時から電気を利用した電車ではなく、列車が運行しています。直接トンネル内に立ち入ることはできませんが、列車利用で訪れることは可能です。

常紋トンネルの地図

生田原駅と金華駅の間に位置する常紋トンネルは、高低差のある山中にあり今でも現役の路線として使用されています。逃亡の困難な厳しい地形だった為、労働者の逃亡失敗や、逃亡の際に死亡してしまう等、労働者が亡くなった要因と考えられます。

常紋トンネルの行き方

常紋トンネルに徒歩での立ち入ることは厳禁とされています。常紋トンネル付近は両側とも急勾配の為、一度停車すると再発車が出来ません。また、ヒグマの生息地でもあるので大変危険です。訪れる場合、石北本線の常紋トンネルを通過する列車を利用するようにしましょう

常紋トンネルへは軽はずみな気持ちで行かないように

心霊スポットで有名になっていますが、過去には強制労働、理不尽な私刑や暴行によって多くの方が亡くなった慰霊の場所でもあります。数多くの死者が出たこと、日本が抱える負の歴史の遺産でもあることをきちんと踏まえて訪れて下さい。

常紋トンネル以外にも有名な北海道の心霊スポット

北海道は日本有数の心霊スポットに挙げられる場所がいくつも存在しています。常紋トンネル同様のタコ部屋労働が背景にある場所も少なくありません。心霊エピソードと共にいくつかご紹介していきます。

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