マルタタイガーは実在するのか?幻の青い虎の生息地や発見報告を徹底調査!

では、他にもいる一般的なトラの亜種についてもまとめて見たいと思います。動物園で日本でも見られるトラややはり絶滅危惧種として指定されている亜種などがいます。怖いイメージのトラですがその一方で強いイメージもありますね。

ベンガルトラ

インド大陸辺りに住んでいるトラです。現存するトラの中では最も個体が多いです。しかしそれでも、2500頭程になります。縞が他の亜種に比べると少なく、全体的に毛が短いのが特徴になります。

インドシナトラ

名前の通り、インドシナ半島に住んでいるトラです。個体数は350頭から2500頭ほどと言われています。ベンガルトラに比べて暗めの毛色で、縞は太めなのが特徴です。体格もベンガルトラより小さいです。

マレートラ

マレー半島に住んでいるトラです。以前はインドシナトラと同じ亜種であると言われていましたが、遺伝子検査をした結果、別の亜種であることが分かりました。インドシナトラと同じと考えられていたくらいですので見た目はそっくりです。個体数は500頭から1500頭と言われています。

美しいマルタタイガーの存在を祈る

WenPhotos / Pixabay

マルタタイガー以前にトラという種族自体もかなり絶滅に瀕した種族であることが伝わったかと思います。自然淘汰の中で仕方ないと言ってしまえばそれも一つなのかもしれません。ですが、地球の美しさの一つに種の多様性というのは欠かせないと思います。

全てを発見しているかのように目の前に見えないことについては「そんなものは存在しない」と思ってしまいがちです。しかし、今もこの地球のどこかで青いトラの家族が暮らしているかもしれません。もし、そうなら例え姿は見れなくとも長く生きながらえてくれることを願います。

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