父親は、酒をよく飲み、息子二人に暴力をふるっていたと言われています。時には、手伝いをさぼったと理由で夜中でもたたき起こして暴力をふるったり、罰として公演を走らせたりなど苛烈をきわめました。兄の話によれば、一週間に一度は殴られ、泣いても暴力をやめることはなかったそうです。
共産党員の両親により事件の捜査が遅れた?
コンクリ事件後の両親の状況
母親は、一連の出来事のあと、夫の経営する診療所をやめましたが、離婚はしていなく夫婦で引っ越しました。また、共産党からも両親共除名の処分を受けました。しかし、その後コラムなどでこの両親を援護するような記事は書かれていました。
出所後の湊伸治はムエタイ選手になっていた
出所後はムエタイ選手として活動
刑務所を出ると、千葉や京都、大阪など住む場所を転々としました。そして、ライト級のムエタイ選手として活動をしていたと言われています。所属ジムの名前は「ウィラサクレック」というところではないかともいわれています。
ただし実績はほぼなし
ムエタイ選手として大成したわけではなく、プロとしての実績はゼロに等しかったようです。試合をしていた場所は、足立区の綾瀬にあるタイ料理屋で試合をしていたのではないかとの憶測もあります。
試合では「コンクリ!」と呼ばれていた
格闘家が傷害事件を起こした場合
よく物語なのでは、プロのライセンスを取ると喧嘩した時に罪が重くなるからあえてライセンスをとらないという話を聞きますが、その真相はどうなのでしょうか。実際に、罪が重くなるのかについて紐解いていきます。
基本的には傷害罪
よくプロボクサーの拳は凶器扱いされるという話は聞きますが、基本的には一般人が傷害を負わせるのと変わらず、傷害罪という扱いになります。これは、空手の有段者であろうと何らかのプロの格闘家であろうと同じです。
不利にはたらくケースも
ただし、量刑を推し量る上で格闘家の方に不利になる場合はあります。しかし、格闘家であるという要素は、動機や手段、態度、人数、状況、生い立ち、性格などを含めた判断材料の一つとして判断されるにすぎません。
デメリットをあげるなら
もちろん、傷害事件を起こすべきではありません。ただ、しいて言うなら格闘家が傷害事件を起こしてしまった時の最大のデメリットは、ライセンスなどがはく奪される可能性があるという点になるとも言えます。