アブラソコムツってどんな魚?消化できない脂?日本では販売禁止の真相とは!

次は、オオメマトウダイやクロマトウダイなどの、マトウダイ系の仲間にも含まれる物は多いとされています。マトウダイとは、馬頭鯛と言うように、馬の頭に似ている特徴を持っています。もちろん、マトウダイ系の魚全てにワックスエステルが含まれている訳ではありません。

ハクジラ

その他に、ハクジラというクジラの種類もワックスエステルを含むそうですが、そうそうクジラを釣り上げて食べる事もないと思うので大丈夫でしょう。普通に売られているクジラがその様な物であるはずもありませんから心配することもないでしょう。こう見ると、種類も豊富ですね。他にも調べてみると面白いと思います。

アブラソコムツに間違えられる魚

少しややこしい魚がいます。それがアブラボウズという魚です。少し前にテレビでも間違えて報じられていて、この魚は人体に危険な油分を含み、3切れ以上食べると、お尻から脂がそのまま出てくるとされる危険な魚なので、流通が禁止されているとされていましたが、間違いです。アブラソコムツはアブラボウと呼ばれる事もある為、間違えられる事が多いようです。たしかにズがあるかないかで紛らわしいですね。アブラボウズは、カサゴ目ギンダラ科の魚で、普通に食べられ、味も一級品だそうです。名前一つでこうも違うものなのですね。

海外で食べられるアブラソコムツ

食べても死にはしないと思いますが、お腹を下しても自己責任でお願いします。食べる方はお刺身で食べるのが多いみたいです。海外は韓国においては白いマグロ、アメリカではホワイトツナと言って食べられる事があるようですが、間違って食べないように気をつけてください。アメリカで、ホワイトツナと記載されており、日本で言うツナ缶と間違えて食べてしまい、例の症状に苦しんだ人もいるようです。アメリカでも、韓国でも、寿司屋でマグロとして提供されている所もあるそうです。全く違う魚だと思って食べたら、散々な目にあいますね。食べたい方は下痢をしないよう、少量に抑えるようにしましょう。

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