絶滅動物38種を写真付きで解説!その絶滅原因や驚きの生態にも迫る

回復すればリストから外れることがあると述べました。もちろんリストから外れる種類もいて、大変喜ばしいことなのですが、残念ながら2017年と比べると2018年の方が登録数が増えてしまっています。

絶滅は動物園内でも!レッドリストに入っている生き物はどのくらいいるの?

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ご存知の人もいるでしょうが、動物園の中にもレッドリストに登録されている動物がいます。ここではリストに登録されている動物がどれくらいいるか、またその動物がいる動物園の活動をみていきましょう。

動物園内の生き物も40種ほどレッドリスト入りしている

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代表的な動物を挙げるとしたら「パンダ」が一番最初に思い浮かびます。その他にも「キリン」などの動物がリスト入りをして、意外とメジャーな動物が絶滅に瀕していることがあるので覚えておきましょう。

繁殖で絶滅を防ぐ動きも

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このまま黙って見ているわけではありません。例えば「ジャイアントパンダ」は、上野動物園では繁殖期の対応として発情の兆しが見られた時には、すぐに交配ができるような環境を整える活動が行われます。

他にも海外や日本国内の動物園同士で期間を設けて動物の貸し借りを行い、貸し手の動物と借り手の動物で交配させて繁殖を図るという活動も行われています。この活動のことをブリーディングローンと言います。

絶滅が危惧されている動物に会ってみよう

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動物園の中でも絶滅が危惧される動物がいるということで、実際に目で見てみたいという人もいるでしょう。そんな人のために、この見出しでは絶滅が危惧される動物がいる動物園をみていきましょう。

ただし前述したように絶滅危惧は40種類もいて、日本全国には数多くの動物園があります。一つ一つ書いていくととんでもない量になってしまうので、ここではパンダとキリンの2種類に絞り、一部の動物園を紹介します。

パンダ

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まずは絶滅危惧の動物として知られるパンダから見ていきましょう。絶滅の危惧であることは、誰もが知る動物です。まずはこの白と黒の可愛らしい姿が人気のパンダに会える動物園を紹介していきます。

東京都 上野動物園

この動物園を知らないという人はほとんどいないでしょう。東京の都心にあるにも関わらず、綺麗な眺めからは都心であることを忘れてしまうでしょう。行ったことがない人は是非足を運んでもらいたい動物園です。

兵庫県 神戸市立王子動物園

動物園の中は鳥・猛獣・爬虫類と行ったエリアが設けられていて、目当ての動物を探しやすいです。また動物園のエリア内には、他にも遊園地のエリアが設けられていて動物園と遊園地の両方を楽しむことができるでしょう。

和歌山県 アドベンチャーワールド

和歌山県の西牟婁郡にあります。特徴は動物園・水族館・遊園地が一体になっていることでしょう。そのため全く飽きることはありません。ゴールデンウィークや夏休み期間はナイトライブがあり、トレーナーと動物の練習の成果が見られます。

キリン

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首が長いことと舌が長いことが特徴であるキリンは動物園でも人気の動物です。首が長いために高い場所に生えている葉っぱを食べることができます。大人しそうなキリンですが、実は凶暴な面がある意外な一面もあるのです。

宮城県 セルコホームズーパラダイス八木山

宮城県の仙台市にある動物園です。動物とのふれあいコーナーや実際にエサをあげる体験ができるので、子供と一緒に行っても飽きさせません。2017年よりセルコホームと3年間命名権の契約を行い上記のような名前になっています。

神奈川県 よこはま動物園ズーラシア

「ズーラシア」とちょっと変わった名前をしていますが、動物園のZooとユーラシア大陸を合わせている造語です。動物園のパンフレットにはおすすめのコースが3つ載っているため、初めて来た人でも、それを見ればスムーズに動物園を楽しめるでしょう。

福岡県 福岡市動物園

周りには緑がたくさんあって、ついつい都会であることを忘れてしまうような動物園です。動物園という名前がついていますが中には植物園もあり、入園すればいつでもこの2つのエリアを出入りできるため、動物と植物の両方を楽しめます。

絶滅が危惧されている動物を守る団体

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動物園でも絶滅を防ぐための活動を行なっていますが、日本にはそのような絶滅から動物を救う活動を行なっている団体かあります。そのような団体に興味がある人のために、団体のいくつかを紹介します。

日本自然保護協会

この協会は動物を絶滅から守る他にも、壊れかけている自然を守ったり、自然を守ってくれる人を増やす、他にも自然で地域の人たちを元気にする活動、といった自然を中心とした活動が行われている協会です。

支援者を対象としているツアーといったイベントはもちろんのこと、自然や動物に関するちょっとした疑問の解説がされています。また専門性が星の数で表現されていて、自分に理解できる内容かどうかが一目で確認できるでしょう。

WWFジャパン

こちらの団体は野生の動物たちとの付き合い方を改善したり、再生できる資源を長い間使い続けるにはどうすれば良いか、環境への影響が少なくなるように消費の行動を変えていくことを目指したりしています。

WWFの活動は頻繁にホームページに載るので、どのような活動をしてきたのかをチェックできます。会員制ですが、1,000・5,000・10,000円の中から寄付だけでもできるので会員でなくても支援することは可能です。

驚きのテクノロジー!絶滅した動物を復活させる計画とは

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世界では様々なテクノロジーがありますが、中でも絶滅した動物を復活させる計画というものがあります。絶滅を取り上げている記事なのでこの話題に触れないわけにはいきません。こちらもチェックしましょう。

マンモスがよみがえる!?DNA研究の進歩

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なぜ絶滅したマンモスを復活させる必要があるのか、というのに疑問を感じる人はいませんか?実はただの興味本位でといった理由ではなく環境問題である地球温暖化を食い止めるためのプロジェクトなのです。

地球温暖化とマンモスが一体どんな関係があるのか?これを聞いて、ますますわからなくなってきた人は多いでしょう。少々長い部分になるので、以下からこのプロジェクトについて小分けにして見ていきます。

マンモスの復活とは

当時のマンモスを蘇らせることではなく、今生きているゾウにマンモスのDNAを利用してオリジナルのマンモスを誕生させます。ハーバード大学で研究が行われ、あと少しのところまで到達しているそうです。

オリジナルマンモスをツンドラに放つ

ツンドラという場所に放つことによって、その場所の土壌の環境が良くなりイネ科の植物が増えます。このイネ科の植物が広がる草原はマンモス・ステップと呼ばれていて、これが温暖化を救ってくれるのです。

イネ科の植物は二酸化炭素を吸収する

イネ科の植物の草原は温暖化の一つの原因である二酸化炭素を吸収してくれるため、地球温暖化を対策になり得るということです。非常に簡単になってしまいましたが、これがプロジェクトの全体の姿になります。

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