マンデラエフェクトとは?
マンデラエフェクトという言葉を聞いたことがありますか?一体どのような現象のことをいうのか。詳しくどのようなものか解説していきますので、見ていきましょう。あなたもきっと体感したことがあるのではないでしょうか。
事実と異なる記憶を不特定多数の人が共有
実際は真実ではないことを、真実だと思い込んでしまっている現象です。思い込んでいると書きましたが、その出来事があった世界にいたという考え方がされています。記憶違いだと思う人が多いのですが、不特定多数の人が同じ間違いをしています。
パラレルワールド移動の可能性
友達同士など身近な人であればわかります。しかし不特定多数の人が記憶違いをしているのはあまりにもおかしいです。そこから実は人はパラレルワールドの中を知らないうちに移動しているのではないか?という説が流れています。記憶違いの記憶はこことは違う世界の記憶を保持しているということです。
マンデラエフェクトはなぜ起こりえるのか?
マンデラエフェクトは実際には起きていない事柄、パラレルワールド移動が原因だと言われています。人の選択の数だけ、世界は様々に存在します。パラレルワールドというのはそもそも選択しなかったが、あったかもしれない無数の世界です。
例えば今の会社で働いている自分がいれば、就職の際に違う会社と迷っていたり、本当は受かりたかった会社に浮かれなかったこともあるでしょう。その世界がパラレルワールドとして存在するのです。
マンデラはいつ亡くなった?
マンデラエフェクトという事象が世の中に出始めたきっかけが、マンデラについての記憶でした。マンデラ氏は南アフリカの大統領に就任するほど人々の記憶に残る人でした。しかしそれとは違う記憶を持っている人がいたのです。
マンデラが獄中死したという記憶
マンデラは黒人差別の撤廃を訴えた結果、国家反逆罪に問われて終身刑を言い渡されました。しかし時代の流れにより、終身刑がなくなり最終的には大統領になったというのが真実です。それをブルーム氏はマンデラが獄中死したと思っていたのです。
それだけであれば、ただの記憶違いだと言えます。しかしブルームにはマンデラの葬式の時の南アフリカの住民の様子や、スピーチがあったこと、マンデラの死後の南アフリカの様子まで、実際にはないことを記憶していました。
インターネットで多くの人が共感
ブルームと全く同じ記憶違いをしていた人が現れ、おかしいことに気づきました。ブログでその事実を書いたところ、たくさんの人が同じ記憶を持っていると言い始めたのです。大統領が獄中死していたと勘違いする人がこんなにいるのは不思議です。
現実のマンデラの死亡時期
実際にマンデラはいつ亡くなったのか?実際の死亡時期について見ていきましょう。1980年に亡くなったという事実はなく、それ以降も生き続けています。メディアでもそれは報じられていました。
2013年12月5日に死亡
マンデラ氏が亡くなったのは、ブルームがブログに獄中死の記憶を綴った3年後の2013年12月5日です。2007年にはマンデラが獄中にいた時のことを綴った「マンデラの名もなき看守」という映画が発表されています。1994年に南アフリカの大統領にもなっており、世界に名を轟かせています。
1980年代に獄中死という事実はない
大統領に就任したのが1994年ですから、当たり前ですが1980年に獄中死しているわけがありません。しかし、なんと獄中死したはずなのに、なぜ生きているんだ?という記憶を持つ人が複数いたです。パラレルワールドでその世界を見てきた他ありません。
デジャヴとマンデラエフェクトの違い
デジャヴと何が違うのか?とここまで見て不思議に思ったかもしまれん。この2つは全く異なるものです。違いを確認するために、それぞれ2つの意味を改めて確認してみましょう。似ているようですが、意味は違うのです。
デジャヴは覚えていない記憶
デジャヴは見たことがない、体験したことのないことを、既に体感したような感覚に陥る現象のことです。前世に見た記憶とも言われていたり、昔の記憶と似ているものと重ねて見たことがあると感じている場合もあります。
また無意識に見ていたものを人は覚えていないことが多く、それを似たものを見た時に前に見たと錯覚しているケースもあります。つまりデジャヴは自分の中だけで完結するものであり、人と共有できるものではありません。詳しく見たい人はこちらも参考にしてください。
マンデラエフェクトは実際に起こっていない事柄の記憶
マンデラエフェクトはその世界にはない謎の記憶です。記憶は確かにあるはずなのに、どこで聞いてきたのか、聞いたはずだと疑ってやまない記憶のことをいいます。時に人と共有することもあります。
世界のマンデラエフェクトの例①
世界でもマンデラエフェクトはたくさん起こっています。あなたももしかしたら、同じような記憶違いを持っているかもしれません。共感できるということは、あなたもパラレルワールドを行き来しているということです。
ケネディのオープンカーは6席?
ケネディが大統領のパレード時、車に乗っている際に暗殺された事件についての記憶違いが後を絶ちません。ケネディが乗っていた車は実際は6人乗りなのだが、何故か4人乗りだと記憶している人が多数います。またケネディーが打たれた時の様子も現実と記憶が違う人が多く存在する。
ケネディ暗殺の映画が作られており、その映画の車が4人乗りを使っていたことから4人乗りと勘違いしているというと語る人もいます。映画だけではなく博物館に展示されている車も4人乗りになっており、多くの人が記憶違いをしていることがわかります。
アメリカの州の数は51州?
アメリカ合衆国の州は50州だ。しかしアメリカの人に聞いたところ、多く人がアメリカは51、もしくは52州あったのではないか?という解答が返ってくるようだ。日本人にもその記憶違いをしている人が多くいるのが不思議です。
オーストラリアの位置は?
オーストラリアの位置ここだっけ?という人が多数います。数人であればただの記憶違いや、間違えて覚えてしまっていると言えます。しかし多くの人がもっと海にぽつんとあった、ニュージーランドとオーストラリアはこんなに近くなかったと違和感を抱く人が多数いました。
世界のマンデラエフェクトの例②
世界のマンデラエフェクトもまだまだたくさんあります。あなたももしかしたら、ここで知ってはじめて「違ったの?」と驚くこともあるかもしれません。どのようなことがあるのか、それぞれ見ていきましょう。
ミッキーマウスのサスペンダー
ミッキーマウスの服にはサスペンダーがあったか否かです。正解はサスペンダーはずっと描いていないのですが、昔はサスペンダーがあったと記憶している人がたくさんいます。世界的に有名なミッキーマウス、もしかしたらサスペンダーがあった世界があったのでしょう。
ETの指を合わせるシーン
ETの映画と聞けば、誰もが「ET、友達」と指を合わせるシーンを思い出すでしょう。実際メディアでも真似をしている人が多いです。しかし、そんなシーンは映画の中にはありません。パッケージには指を合わせるシーンが映されていますが、映画内にはそんなシーンは一度もないのです。
日本のマンデラエフェクトの例①
日本ならではのマンデラエフェクトもたくさんあります。日本のことなので、あなたももしかしたら記憶違いの記憶に、そうそう。と共感することがあるかもしれません。その記憶違いはパラレルワールドの出来事かもしれません。
ピカチュウのしっぽの色
ピカチュウのしっぽの色を記憶違いしている人がたくさんいます。ピカチュウのしっぽの色は何色でしたか?しっぽの先は黒色が入っていましたか?この質問にそうそう、と思った人はパラレルワールドの住民かもしれません。ピカチュウのっしっぽは、確か昔は黒かったと記憶している人が多数います。