京都最強の都市伝説・深泥池タクシー怪談|心霊スポットで語られる恐怖

京都は歴史の古い街だけあって心霊スポットもたくさんあります。犬も歩けば心霊スポットに当たるといった感じです。そして、そのどれもが深くて怖いのです。話を聞くだけで「身の毛もよだつ」体験が出来てしまいます。ここでは特に怖いポイントを2つ紹介します。

厨子奥トンネル

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粟田口処刑場にほど近い場所にある厨子奥トンネル。粟田口処刑場は明智光秀が処刑された場所です。江戸時代には公開処刑が年間に3度執行され明治までに延べ15,000人以上の首が落とされた最凶のスポットです。その遺体を埋めるために穴を掘った堀原。堀原がなまって、現代のホッパラ町になったといわれています。

宇治市、天ケ瀬ダム

天ケ瀬ダムは東尋坊や東京の高島平団地と並ぶ「飛び降り」の有数ポイントです。天ケ瀬ダム付近では首なしライダーの目撃情報も多数あります。でも本当に怖いのはダムの建設の話。ダムが建設された場所には昔は村があったそうです。その村を飲み込んでダムが建設されたのです。村には祭られた神社や仏閣もあったのではないでしょうか。

タクシー怪談のおかで地元民は大迷惑

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タクシー会談は1960年代に朝日新聞に掲載され全国的に有名になりました。それに対し一部の地元住民は非常に怒っています。本来なら日本最古の沼として学術的価値も高く地元の誇りとなるはずだったのに、全国的に有名な幽霊スポットになってしまったのです。

深泥池が「世界の何だこれ!?ミステリー」で紹介された

2018年6月には「世界の何だこれミステリー」でも紹介されてしまいます。その反響はすさまじく、静かな町が突然の騒動に巻き込まれてしまいました。昼夜を問わず押しかける若者。夜中に奇声をあげて騒ぎ、ゴミを散らかしていく。いい加減にしてほしいという意味で「堪忍しとくれやす」と地元の人は言います。

YouTuberの紹介でますます有名に

テレビ以外にもYouTuberによるビデオ撮影で深泥池はますます有名になっていきます。中にはビデオ撮影をするYouTuber自身が非常識な行動や発言をすることもありと困っているといいます。地元の人は歴史ある深泥池を単なる心霊スポットにはしたくはないのです。

深泥池に訪れる際は、マナーを守ろう

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深泥池は氷河期以来の生物が今も生き続けています。氷河期なので数万年という時間軸。また深泥池には植物の死骸が堆積した浮島という不思議な現象もみることが出来ます。そんな深泥池は京都市の天然記念物に指定されています。心霊スポットとして深泥池を訪れる際は「マナー」を守り、深泥池を一緒に守っていくという気持ちでお願いします。

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