さっちゃんの歌詞は10番まで?|4番からが怖い!歌に隠された都市伝説

これだけよく知られた都市伝説ですので、児童の間でさっちゃんはかなりの有名人ともいえます。

実はなんと!人気番組「学校のコワいうわさ 花子さんがきた!!」の中に、アニメキャラクターとして登場したこともあるのです。当時の子供たちにトラウマを植え付けた伝説として名高いお話です。

学校の怪談シリーズ「さっちゃんのうわさ」

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アニメ第8話にて、噂を聞いた人の手足を鎌で切って殺しにくるという悪霊・さっちゃんが登場します。対処はバナナの絵を用意して眠ることですが、主人公はうっかり忘れてしまい…?

作中のヒーローである花子さんが助けに来ない珍しい回で、震え上がった子供たちはこぞってバナナをお供えして眠りました。

唯一の弱点がバナナ

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このアニメに登場する悪霊・さっちゃんはオリジナルと違ってバナナをとても嫌がります。魔除けのアイテムのような扱いです。

鎌を使うという点も本物とはかなり異なっていて、あくまで都市伝説をモデルとして作り上げた、オリジナルキャラクター程度に捉えたほうが良いでしょう。

現在のテレビでは再放送ができない

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再放送禁止?なぜ?怖すぎて苦情が来たから?!…そうではありません。原因は作中で、光が激しく点滅する演出があるためです。

これはいわゆるポリゴンショックという、光の刺激で発作を誘発される現象を危惧したものであり、敏感な子供たちへの配慮です。コワい話とはいえ、子供たちには安全に楽しんでもらいたいものです。

さっちゃんの本当のモデルは誰か

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「さっちゃんのモデルになった女の子は実在している」、作者の阪田寛夫氏がメディアでそう語ったことがあります。

バナナが大好きな小くてかわいい女の子、さっちゃん。彼女はいったい何者だったのでしょうか?正体はあの有名人の〇〇〇さん?!次からはその謎を解き明かしてみます。

①阿川佐和子説

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まずはタレントの阿川佐和子さんであるという説です。阿川さんが連載を持たれていた週刊誌の対談で、阪田氏が直接そう語ったのです。

阿川さんの父と阪田氏は知人同士で、かつて近所で暮らしていたこともあり、幼いころの阿川さんにも会ったことがあるといいます。とても愛らしい少女であったことは今の阿川さんを見てもよく分かります。

②引っ越してしまった近所の女の子説

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しかしテレビ番組に出演した際、阿川さんは阪田氏から、実はさっちゃんは阿川さんではないこと、あれは阪田氏の幼馴染の少女がモデルであり、その子が引っ越してしまった時のことを思い出して作った曲だと言われました。

そう思って歌詞を読むと、歌い手が同じ年の幼い少年であるようにも感じます。

身の毛もよだつ!噂の都市伝説

このほかにも、日本には人の数だけ都市伝説が存在します。次からは、誰しも一度は名前を聞いたことがあるような有名怪異をあらためてご紹介します。

噂を聞いた人物の年代や地方によって細かな違いはありますが、以下は一番ベーシックな噂になります。

NEXT ①上半身だけが動き回るテケテケ