ウェブ上で発展したまさに新生代の都市伝説。次からはネットロアをテーマにした作品をご紹介します。
怪異症候群
ネットロアを主題としたホラーアドベンチャーゲームです。フリーソフトながらハイクオリティで高い知名度を誇ります。
続編や派生作品も高い評価を得ているのでぜひどうぞ。また同作者の「赤の世界」には有名なネットロア・時空のおっさんが登場します。
信じようと信じまいと―
匿名掲示板2ちゃんねるに投稿された奇譚集です。真実とも虚構とも取れる物語はまさにロア(噂話)で、短くも秀逸な短編揃いです。心霊現象より怪奇・ミステリー系の物語がお好きな方向けです。
気になる方はこちら「信じようと信じまいと―」
MOMOチャレンジ
2019年最も有名になったネットロア、それが「MOMOチャレンジ」です。アプリを通して自殺を指示するというMOMOなる存在、その発生からの一連は、現代妖怪の一生を表すかのような象徴的な事件でした。
世界の都市伝説
もちろん都市伝説は日本だけにあるものではありません。国が変わればその系統や嗜好も変化していきます。
次からご紹介する話は、日本だったら定着しなかった類のものもあるでしょう。その土地や時代による個性こそが都市伝説の魅力なのです。
真っ黒な目の子供たち
白目の部分がない、黒一色の瞳の子供が「家の中に入れて」や「車で送って」などせんがんできて、断ると激怒し攻撃的になると言います。
中には子供は一人だけでなく複数いるという説もあり、想像するだけで鳥肌が立つものです。
ハロウィンの首吊り死体
おばけアイテムが満ち溢れるハロウィンシーズン。その華やかなホラーインテリアの中に、飾りにまぎれて本物の死体があるといいます。
ありきたりな噂に思えますが、これが実話を元にしたお話だというから驚きです。
バナナジン
バナナの皮から向精神物質が抽出できるという、一風変わった都市伝説。
ただのジョークとして作られたフェイクニュースですが、どういう手違いか事実として雑誌に掲載されてしまい、多くの人間が信じ込んでしまいました。