オニグモってどんなクモ?毒があるけど実は益虫?その疑問にお答えします!

この蜘蛛は外国にしか存在しないと思われておりましたが、関西地方で初めて発見された外来種です。オーストラリアで主に生息しておりますが、その他アメリカやヨーロッパなどでも出没している事が多々あります。

また、メスだけが神経性の毒を持っており、こちらから攻撃などしない限り、刺される心配はありません。

クロゴケグモ

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北アメリカに生息しており、日本では関東地方や関西地方などで生息の確認が取れていおります。体全体は黒く、背中の部分には赤い模様があるのが特徴です。また、毒は非常に強力で、刺されると呼吸困難や血圧が異常に上がることがあります。

特に子供や高齢の方が刺されると命にかかわるので、注意しなければなりません。

ハイイロゴケグモ

オーストラリア、南アメリカなどに潜んでいる毒蜘蛛で、国内では関東、関西、離島などで確認されております。オスよりもメスの方が体のサイズが大きめです。

メスのみが神経性の毒をもち、刺されると強力な痛み、吐き気や嘔吐などの消化器官による症状が起こります。また、死に至ったと言う報告はされておりません。

カバキコマチグモ

この蜘蛛は日本全土、中国、韓国などに生息しております。メスとオスの体の大きさはそれほど変わらなく、噛まれると刃物で刺されたような痛みがあります。

また、高熱が続くなどのインフルエンザのような症状になることがあります。数日で治りますが、あまりに酷いと1週間以上苦しむむことも多々あります。

アカボシゴケグモ

セアカゴケグモと同じ種類と扱われておりましたが、現在では別種として扱われております。主に沖縄のいたるところで生息しており、体の模様はテントウムシのような斑点があるのが特徴的です。噛まれると腫れ上がり、激しい痛みや高熱、悪心などの症状が出ます。

オニグモは身近な益虫!共存がおすすめ

オニグモを怖がったりする方もいますが、人間には無害で良い蜘蛛なので、それ程怖がる必要はありません。意外に自宅で普通に飼っている方も多いので、少しでも興味のある方は飼ってみるのも良いかもしれません。

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