水替えを怠ると水槽内はみるみるうちに悪環境となります。逆に水替えの頻度を上げると、水槽内をいつもきれいに保つことができるのです。頻繁に水替えをするためにも水は20リットルではなく、10リットルごと、もしくはそれ以下の量ごとに交換しましょう。
ミズミミズを食べる魚でも駆除可能!
冒頭でお話しした通り、メダカや海老、稚魚をはじめとする様々な飼育魚にとって、水蚯蚓は生餌となる存在なので大好物なのです。ということは水蚯蚓をそれらの魚たちに食べさせて駆除することも可能なのです!ここからは水蚯蚓を食べてくれる魚類を取り上げていきます。
オスフロネムス科の「グラミー」
水蚯蚓と同じくグラミーもたくさんの種類がいます。主にグラミーとは口でも呼吸する熱帯魚のことです。その中でも主にオスフロネムス科のグラミーが水蚯蚓を食してくれます。オスフロネムス科のグラミーは鱸目の淡水魚です。
観賞用として淡水魚として日本ではなじみのあるのドジョウもいます。ドジョウもとても愛くるしいフォルムをしていて観賞魚としておすすめです。そんなドジョウの生態や必要な水槽内のアイテム、エサなどについて、こちらの記事に詳しく載ってあります。
メダカ属の「メダカ」
これまでに何度も登場しているので、言わずもがななのですが、メダカ属の「メダカ」もミズミミズを食してくれます。また同じメダカ属の「グッピー」も食してくれます。ふたりとも観賞魚としてポピュラーなので、各地で水蚯蚓キラーとして活躍してそうです。
硬骨魚類の「カラシン」
硬骨魚類の「カラシン」も水蚯蚓を食してくれます。カラシンはオスフロネムス科のグラミーと同じ観賞魚として多く飼育されている淡水魚です。ルックスはとてもプリティーですが、ピラニアの仲間なので肉食魚としても知られています。
貝を食べる魚
こちらの魚はアベニーパファーと呼ばれる熱帯魚も水蚯蚓を食してくれます。アベニーパファーなどの貝を食べてしまう魚は水蚯蚓を食してくれます。ほかにもクラウンローチやスカーレットジェムなどが該当します。
アベニーパファーは外見もとてもコンパクトでキュートなので、観賞魚としてとても人気なのですが、フグ科にあたり自然に生息するアベニーパファーは毒を持っている可能性もなきにしもあらずなので、注意が必要です。