高すぎる共感力を持つエンパスとは?特徴やHSPとの関連性を詳しく紹介!

その感覚は自分のものなのか、他者のものなのかを少しずつ考えていきましょう。また自分の好むもの、その理由などを声に出して自らに言い聞かせることで、自分自身という存在を認識し、他者と自分の違いを理解しやすいです。

エンパス体質の方に向いている仕事や職業は?

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あらゆる特徴を挙げてきましたが、彼らの向いている職業はどのようなものでしょうか?人を癒し、また自らの想像力を才能に変えることも可能です。上手く使うことが出来たなら、それは立派な個性となり、更に才能へと変化していくのです。

対話などを通して人の気持ちをくみ取る・カウンセラー

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感情へ発揮し、更にその分類として先ほどの「直感型」の体質の方は、カウンセラーに向いているといえるでしょう。このタイプの特徴である「して欲しいことを直感的に理解する」能力が発揮されたとき、天職となりえます。

共感力で人の心を癒す・セラピスト

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こちらも感情へ発揮するタイプ、更にはその分類として上記の中の共有に特化している「ワンネス」に当てはまります。セラピストは話を聞いて癒すことが仕事。共感し同じ立場に立つこと、そのうえで親身に向き合う姿勢こそセラピストに何よりも求められる力です。

感じたエネルギーを昇華させる・芸術家

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人から感じたエネルギーを優れた想像力にし、それをもって芸術的な分野への力にすることが出来ます。特に芸術分野において、あらゆる視点での想像力は何よりもの才能とされます。共鳴を使って、一人だけの視点に留まらない作品が作れることでしょう。

エンパスを才能として伸ばすには

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あらゆるものを察知するエンパス。その特徴はネガティヴな面にばかり作用するため、生きにくさにばかりフォーカスされます。しかし見方を変えてみればそれ自体の能力は非常に稀有なものであり、立派な才能と大事な個性となりえるといえます。そのためにはどういったプロセスが必要か、具体的に解説致します。

①自分のエンパスタイプ知る

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自分が何に対し、どのように能力が発揮されるのかを知ることは、自分の特性を生かすための最重要事項です。例えどんなに優れた才能があったとしても、その使い方を知らなければ意味はありません。

6つの特性をよく読み込み、しばらく日常に落とし込んで生活をしてみてください。自分のエンパスは何に対し発揮され、更にはそれが直感型かワンネス型か。知的変容型に至ってはその分野への単なる才能と思われがちです。注意深く探ってみてください。

②他者と自分の線引きを明確にする

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さて自分の特性が何となくでも見えてきたら、次はどれが「本物の自分の感情」かを理解しましょう。これは先ほどにも記したように、エンパシーのスイッチが大事なキーポイントとなります。他人に影響を受けていない、「自分本来の感情や状態」に線引きできるようになると、受け取った情報を正確に取り扱うことが出来ます。

③受け取る情報の選別

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受け取った情報を明確に判断出来るようになったら、ひいては効果的にオンオフが出来るようになったら、あとは自分のために活用するのみ。ポジティブな人からの理想の感情を受け取る、才能やムードを自分の中に取り込む。熟練したエンパスは、宝の山を発見する手段になるのです。

エンパスがネガティヴに感じる理由

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エンパスは弱い、生きにくい、などといったイメージがあります。それは決して間違いではありません。ネガティヴな面にばかり作用する性質があり、コントロールをしなければ心身に負担をかけ続けます。では一体どうしてネガティブにばかり感じてしまうのでしょうか。

ネガティヴな影響ばかり受けやすい

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あらゆる影響を受けやすいのであれば、プラスの影響も同じくらい受け取っていそうなものですが、残念ながらこの体質はネガティヴな影響ばかりフォーカスして受け取ります。これにはれっきとした理由があります。

人間は楽しいことよりも、痛みや嫌悪感からなる「恐怖心」に強い印象を抱きます。楽しい思い出よりも、嫌だった思い出のほうが強く残っていたりすることと同じ現象なのです。恐怖心に過敏になるあまり、無意識にアンテナを張り巡らせ、自ら拾い集めてしまっているのです。

周囲から嫌われることも

察しが良すぎるゆえに、他人との境界線が曖昧になりがちです。人類皆兄弟のような感覚を持っているため、人との距離感が変だったりして、時折空気の読めない言動が出ることもあります。エンパスといえば繊細で優しいと思われがちですが、こういった一面も持ち合わせています。

また誤解を招きやすい特徴もあります。ワンネス型であると、怒っていないのにイライラしてると言われたり、悲しんでいるといわれたり。それだけならまだ良いのですが、共鳴した感情が相手の嫌いな一面であったなら、瞬時に嫌われてしまう傾向があります。

エンパスの方が恋愛で注意すべきこととは?

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さてここでエンパス体質の恋愛についての解説を致します。この体質はその能力を発揮し、更に恋愛に絡めてしまうことで、相手に共感しすぎ、時に依存、時に過干渉へとシフトしてしまいやすいのです。

共依存に注意?1人の時間を作ること

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ここまで散々ネガティヴな面を書いてきましたが、今回フォーカスするところはエンパスのダウンサイドについてです。それは「共依存」です。人に与えることを喜びと思う人が多く、それだけを見るとまるで「善い人」に思えるかもしれません。

しかしこの性質の厄介なところは、際限なく与え続ける部分にあります。更にその察知能力から相手の欲するものがわかるため、ダイレクトに必要なものを与えてしまうのです。これは恐ろしいことで、相手が決して依存体質でなくとも、共依存に引っ張りやすいのです。

適切な距離を保つ!過干渉に気をつける

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またそのダイレクトに欲しいものを与えることが出来る、その性質のために、言われる前に何でもかんでもやってあげたくなってしまうのです。際限なく続けることで段々と距離が近づき、結果的に過干渉へとシフトしてしまうでしょう。必要以上に相手に与えていないか、注意が必要です。

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