家の新築現場に行くと、作業が予定より早く進んでいました。大工さんが「ここにはもう一人監督がいるから」と隣のアパートを指すので、見ると二階から金髪の女の子がこちらを覗いていました。目があったので手を振ると、にっこり笑って手を振り返してくれました。大工さんも、あの笑顔に癒されて作業が進んだんだろうなと思いました。
ほっこりする話36選【強面編】
強面のお兄さんは一見関わりにくいですが、思わぬ優しさや可愛い側面に癒される場合もあります。人は見た目で判断してはいけないのですね。義理と人情に溢れる、強面お兄さんのエピソードを集めました。
ほっこりする話㉛:見た目はホットコーヒーが似合うけれど
とあるカフェで、サングラスをかけたいかつい感じの彼氏と、大人っぽい彼女のカップルがいました。彼氏が「ホットコーヒー2つ」と注文すると、彼女が「本当は何を飲みたいの?」と言いました。彼氏は少し恥ずかしそうに小声で、「ホットミルクで」と注文し直していて、見た目より可愛い嗜好の彼氏に思わず吹き出しました。
ほっこりする話㉜:「店長出せ!」怒鳴ったお客さんの本音
私がレジでアルバイトをしていると、柄の悪そうな人がやって来て「お前じゃ話になんねぇ!店長出せ!」と怒鳴りました。私は怖くなって店長を呼び、そのお客さんはいくつかのやり取りの後に帰っていきました。
「私、何かしましたか?」と店長に尋ねると、「Hな本を買うのに、女の子に会計させるのは申し訳ないから代わってほしかったんだって」と店長は教えてくれました。柄の悪い人だと思いましたが、可愛い理由だったので思わず笑ってしまいました。
ほっこりする話㉝:ナンパのお相手は
繁華街から少し離れた道で、怖そうな声が聞こえました。「可愛い顔しやがって、どこから来たんだ?俺に付き合うなら、飯奢ってやるぜ?」横目でそっと様子を窺うと、強面のお兄さんが猫をナンパしていました。猫はゴロゴロと喉を鳴らしてすり寄っていて、お兄さんが怖くない人だと分かりました。
ほっこりする話36選【お弁当編】
お弁当には、ご飯やおかずだけでなく、ほっこりする話が入っていることもあります。他人には普通のお弁当に見えても、あなたにとって温かいエピソードが詰まっているかもしれません。疲れが溜まっている時には、ほっこりするお弁当をお腹いっぱい召し上がれ。
ほっこりする話㉞:夫婦喧嘩の仕返し弁当
夫婦喧嘩をしたので、腹いせに翌日、ピンクの弁当箱にキティちゃんやハートを散りばめた超ラブリーなお弁当にしてやりました。昼休みが終わるであろう時間に「今日のお弁当はどうですか?」と電話を掛けると、「そ、その件については本日中にお返事をさせて頂きます」と答えた夫の声が裏返っており、「勝った!」と思いました。
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ほっこりする話㉟:落ち込む俺に、彼女が持って来てくれた弁当
一人暮らしの寂しさから犬を飼い始めましたが、何年も経ち老犬になると、だんだん元気がなくなってきました。ある日、会社から帰ると、犬は老衰で亡くなっていました。ご飯も食べずに暗い部屋で落ち込んでいると、玄関のチャイムがなりました。
弁当屋でバイトしている彼女が息を切らせて「お店のおかず全部入れたから、超デラックスになってるはずなの!」と弁当を届けてくれました。俺が落ち込んでいるのを知ってか知らずか、バイト終わりに走って弁当を届けてくれた彼女の優しさが心に染み渡りました。
ほっこりする話㊱:「嫌いなおかずが入っているから」
私の母は毎日父にお弁当を作ってあげています。母は「社員食堂で食べたら?」と父に言いますが、父は頑なに母のお弁当を持って行きます。父に理由を聞くと、「社員食堂は嫌いなおかずが入っているから」と言います。母のお弁当が美味しいと言えない父が、何だか可愛く見えました。