向かった先は予想の通り例の小屋で、到着した頃には多少体の自由が利くようになっていたので、両手と口をテープで止められ頭をタオルで覆われました。
部屋に入ると裸にされ手錠をされてしまいました。部屋の中は生臭く、上の階からは音楽が鳴りだし、踊っているような足音もしだしました。
男の一人は『ヒサユキ』と呼ばれていた
女性は男に無理やり口に指を突っ込まれるなどされてしまします。食事は拉致された時に車を運転していた方が運んできて、その後男はどこかいってしまします。
もう一人の男と二人で食事をとっていたが、男は口がきけずスプーンなどもうまく使えない様子で、『ヒサユキ』と呼ばれていました。
逃げ出すことは出来なかった
男たちは毎日二人で出かけていきますが鍵は必ずかかっていました。また元々大声をあげれない体質な上、のどを絞られているような感覚があり叫べませんでした。
また、部屋は大音量で音楽がなっていて物音に気が付かれるともない上、裸だったので恥ずかしくて窓にも近づけませんでした。
裸で外を出歩く夢をみる
普段は男たちは女性に何をするわけでもなく、触れる場合は移動させたい時に手をつかまれる程度でした。むしろ、女性に触るのを嫌がっている様子でした。
特に嫌な事をされるわけではなかったですが、その中で一番いやだったのが眠ることでした。
夢の中で悪さをする
寝る時は必ずヒサユキと呼ばれた男がピッタリと身を寄せてきました。眠りに落ちると必ず得体のしれない物に体を乗っ取られます。体が乗っ取られた後は裸で街をうろつく夢を見ます。
恥ずかしいが体は言う事を聞かず、夢の中で動物を殺したりなど決まって悪いことをしていました。ある時は犬を殺して顔を死体に突っ込んでいました。朝起きると顔中血だらけでした。
夜中体が勝手に食事をする
夜中に目を覚ますとヒサユキがうつろな目でこちらを見ていました。目をそらしたいが体がいう事を聞かない為出来ませんでした。そのまま顔を眺めたら女性は冷蔵庫に迎い、卵やハムや干物を取り出してそのまま食べていました。
卵も生なので気持ち悪いが、不思議と美味しいと感じていました。
自分意識がどんどんと薄くなっていった
体は段々と自分の意識が薄れていく感じがして、徐々に獣に近づいていく感覚に陥りました。最初は夜だけだったが次第に日中にもそういった感覚に襲われるようになりました。
ヒサユキも段々動かなくなっていく
しばらくすると、男も段々動かなくなっていき、もう一人の男が無理やり部屋から連れ出している感じでした。
連れ出す時は男が何か必死に頼んでいたがよく分からない言葉だった。男たち二人も女性同様に狂っていっていました。
ある日突然開放される
男たちに捕まってどのくらいたったか分からくらい時間が経ち、女性は操られている感覚が続き、話す相手がいなかったので口も利けなくなっていました。
ある日突然外で保護される
拉致されてしばらくしたある日女性はきちんと服を着た状態で外に立っていました。周りは懐かしい風景で安心しました。
地元の人が声をかけてくれたが、まだ体が乗っ取られていたので暴れていました。
母親に会うまでよく暴れていた
女性は大人数で取り押さえられそのまま病院に運ばれました。医者や警察に色々と聞かれましたが、うまく話すことが出来ない状況でした。
しばらくして女性の母親がやってくると女性は嬉しさのあまり泣きじゃくり、それと同時に操られている感覚もなくなりました。
少しづつ回復していった
その後しばらくは外傷性ストレス障害で入院していました。最初は話せなかったが1か月くらいで大分話せるようになりました。
しかし、また体を乗っ取られる恐怖感からヒサユキについては話しませんでした。その後、母親にだけ誘拐の事を話すと信じてもらえました。
ヒサユキも操られていた
後で事件を振り返った女性は、ヒサユキは元々話すことも動くことも出来なかったのではないかと感じていました。彼を乗っ取った何かが体を動かしていたと感じていました。
また彼と部屋にいた時に、自分が操られている時は彼が動かなかった事から、普段は男を操りたまに女性の体に移っていたようです。
ヒサルキ『S氏目撃者』編あらすじ
ヒサルキやヒサユキの話が投稿されて数年後にある男性が投稿した内容です。
その投稿は露出系のアダルト掲示板に投稿された内容でした。
熱海付近で裸の女の人を目撃した
ある男性が5年前熱海に旅行に行き、夜に車でドライブしていた時に一人の女性を見つけました。
女性は服を着ていない状態で、男性側にお尻を向けた体勢でかがんでいました。
女が犬を食べていた
男性が窓を開けてみると、女性は走りさって行きました。ライトで一瞬照らされた顔は赤黒い色をしていました。
女性がうずくまっていた場所に車を降りて行ってみると、食い散らかされた様な犬の死骸がありました。
ヒサルキ『きらきらさん』編あらすじ
この投稿は保育園編によく似ているのが特徴ですが、その呼ばれ方は他とは違っていました。
動物の殺戮死体が見つかる
差しさわりがあるといけないと言う事で、時期と場所は伏せられています。
この投稿者のいる施設内で度々動物の惨殺死体が発見されていました。
子供たちはきらきらさんだと言い出す
ある日その場にいた子供に尋ねると『きらきらさんがやった』と言い出しました。
しかし、それ以上は答える事がなく、施設内の他の職員に聞いてもきらきらさんと言う名前に心当たりがない状況でした。