ある日施設内の庭に子供達を連れ出した時、男の子「きらきらさんだ」と言って青空の一点を見つめました。投稿者が見ても空には何も見えませんでしたが、他の子供は全員空を見上げていました。
きらきらさんについて子供に尋ねると、子供は急に自分の指で両目を潰してしまいました。その子は少しして我に返り痛みで泣き出し、病院に運ばれましたが後遺症が残ってしまいました。
別々の話なのに奇妙な共通点が多い
ヒサルキはいくつかの話が別々に投稿されたのにも関わらず、『ヒサルキ』や『ヒサユキ』など奇妙な共通点が数多くあります。
また、同じ時系列で起きた話を別々の人がそれぞれの視点で書いているなどの特徴があります。
保育園編ときらきらさん編
この2つの話は呼び方こそ違うものの、数多くの共通点があります。
その① 動物の惨殺死体が頻発する
どちらの話も必ず前兆として動物の惨殺死体が頻発するという共通点があります。
きらきらさん編でも具体的に書かれていませんが、見過ごせないほど酷い状態だった可能性が大きいです。
その② 子供が必ず沢山いる
どちらも必ず子供が多くいる施設で起こってると言う共通点があります。
また、子供だけが正体を知っていて、その正体について尋ねても具体的な返答が返ってこない点も酷似しています。
その③ 目に関連する事が起きている
きらきらさん編では正体を尋ねると子供が自分の指で目を潰されてしまいました。
また保育園編では引っ越していった子供が目隠しされていた事から目を潰すのを防いでいた可能性があります。
小屋の2階編と明晰夢スレ編と目撃者編
この3つの話はそれぞれが他の話とリンクしていてます。それぞれの話を全て読むことで一つの話の流れが理解できるようになっています。
小屋での物音
小屋の2階編で2階からの物音は拉致された女性だった可能性がかなり高く、拉致された女性の聞いた音楽等も小屋の2階編での男との食事の時の内容とリンクしています。
この事から小屋でサークルのメンバーが食事をしている時に下の階では女性が監禁されていた可能性が大きいです。
裸の女性
拉致さてた女性が夢で裸で外を出歩き犬を食べていたという証言と、目撃者編の男性の証言が一致している事から、この二つの話は同じ出来事を指している可能性があります。
行動にも共通点が多い
明晰夢スレの女性や男性、目を潰してしまった子供など憑依されてしまった事などが共通点としてあげられます。
また、動物の死体を食べている事や動物が死んでいる点など獣の仕業の様な点も共通しています。
ヒサルキの正体を検証
一連の投稿に登場するヒサルキと言われる存在は体験談は多いが不明な点も多くあります。現在ではその正体について大きく二つの説が存在します。
猿の妖怪『ヒサル』
この説はその正体を『ヒサル』と呼ばれる妖怪の様な存在とする説です。『火猿』と書くこの呼び方以外に『火猿鬼』『忌被猿(キヒサル)』など地域によっても呼び方が異なります。
ヒサルは人間や動物に憑りつくと、その性質を変化させ凶暴化させます。また簡単には死なないゾンビの様になるとも言われています。
人に憑依する鬼
この説はヒサルキの真相と言う投稿が元になっています。戦時中に霊的な鬼を実体化させる実験を行って、その結果生まれた『ヒサユキ』がその正体だと言う説です。
実験の結果暴走したヒサユキが研究員を殺して喰らい脱走したとされていて、その後も様々人に憑依して生きながらえているとしています。
どちらの説も人に憑依して操っている
正体の説として挙げた二つの説は共通して人間に憑依して操っています。
また、憑依されると凶暴になる点でも類似しています。しかし、どちらの説の正体として決定的な証拠はありません。
ヒサルに関する話
ネット上ではヒサルに関連する話が何点か投稿されています。その大半の話が里山や農村などの自然豊かな所に多くあります。
犬に憑りついた話
ある村で少年が遊んでいると血だらけの犬が少年たちに向かってきた。犬は骨や内臓が見えていて、後ろからきた大人に逃げるように怒鳴られました。
その後犬は大人たちの手で焼かれ、少年達はお寺でお祓いを受けました。後であの犬について尋ねると『ヒサル』といっていました。
ヒサルの小屋
子供のころ夏休みに父方の実家に行った時、兄と二人で山で遊んでいました。山を登っていると道をはずれるなと言う看板がありました。兄が用を足したいからと道を外れて茂みに入って行きました。
帰ってきた兄は無口になっていて、そのまま帰ることになりました。数年後兄にその時の事を聞くと、道を外れた先に小屋がありそこのは目隠しした子供がいました。翌日兄は祖父『ヒサルの小屋に行ったか?』と聞かれたがごまかしました。
子供会での話
人間と猿との子供で山の中に住んでいたが、ある時人里に降りてきて人間の女性を拉致しました。すると、女性は泣きながら水瓶を猿にねだりました。ヒサルは女性の気を引くために水瓶を買いました。
その帰り道に女性に池の湖畔の桜の枝をねだられ、ヒサルは水瓶を背負い取りに行くも枝が折れ池に落ちてしまいました。背負った水瓶に水が入りどんどんと沈みゆく中、さらった女性に愛の言葉を残しました。