船釣りの注意点
船釣りに挑む際には、乗り合い船を利用することが多くなります。乗り合い船では、仕掛けについて船長からの指示があります。釣り人全員の仕掛けを統一するためです。仕掛けがバラバラだと水中での動き方に差が出てしまい、仕掛け同士が絡まる原因になるのです。
初心者には市販の仕掛け
仕掛けを買いそろえてセッティングするのは、初心者には難易度が高い作業です。そこで、釣具店には完成済みの仕掛けが販売されています。釣りたい魚に応じて、各種仕掛けがセッティングされた状態で売られています。オニカサゴを釣りたいなら、オニカサゴ専用の仕掛けセットを選べばよいのです。
釣り方⑤ 探り方・誘い方
根気よくタナ取りを繰り返す
オニカサゴの探り方は、仕掛けで海底をくまなくトレースしていくようなイメージです。オニカサゴは、海底のどこかで上から降りてくるエサを待っています。どこかにいるオニカサゴを探して、いたるところで仕掛けを上下させ海底を叩いていきます。何度もタナ取りを繰り返しましょう。そうするうちに、アタリがくるはずです。ちなみに、オニカサゴのアタリは「ゴツゴツ」「ゴンゴン」といった感触です。
釣り方⑥ 取り込む
毒針に要注意!
オニカサゴの背びれ・腹びれ・エラ周りには、大変危険な毒針がたくさん生えています。毒針に刺されると、全身に激痛が広がっていきます。取り込む際には手袋をするなどして、毒針に手が触れないように用心しましょう。
取り込んだ後は、毒針を除去します。ペンチやハサミ、または針外し用のプライヤーを使って、慎重に切り取っていきます。オニカサゴの毒針は死んだ後も無毒化しません。切り取った毒針に触れるのも危険です。除去した毒針は、新聞紙で包むなどして注意深く扱いましょう。
オニカサゴの美味しい料理法
絶品あら汁
オニカサゴのアラからは、とても美味しい出汁がとれます。ただ、オニカサゴの表皮はとても硬いので、アラをおろすには包丁よりもキッチンバサミの方が有効です。突起に気を付けて、パチンパチンと切っていきましょう。おろしたアラを入れて味噌汁を作れば、絶品あら汁の完成です。刺身にはしづらい頬肉も味わえます。
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