タープ泊ってできる?タープの張り方や必要な道具をご紹介します

こちらもかなり冒険心をくすぐります。タープ泊ならサイトの横に焚き火を焚いてその横で眠る事が出来ます。焚き火が静かに燃える音を聴きながら眠ると原始的な記憶が呼び覚まされるのか不思議な安心感が得られます。

荷物が軽量コンパクトになる

こちらは実用的なメリットです。テントと比べてタープはかなりコンパクト軽量に持ち運ぶ事が可能です。荷物の軽量化はバイクでのキャンプツーリングや、自転車や徒歩でのキャンプにおいても大切なポイントです。

周りのキャンパーにサバイバル能力の高さを示せる

これは、自己満足的な要素ですが、周りからの注目を集める事が出来ます。タープだけでさっさとベースを設営し淡々とキャンプを楽しんでいる様子は周りのキャンパーからするとかなりカッコよく見えたりします。サバイバル能力の高い強い男振りを見せつけてやりましょう。

タープ泊のデメリットは?

セキュリティ面が心配

タープ泊は外から丸見えなので、大切な装備を不用意に置いておくと盗難に合いそうで心配です。タープ屋根裏側にロープで吊り下げておく、眠るときは自分の体に結びつけておくなどの対策が必要になります。また、車で来ているなら眠るときは必要なもの以外車などにしまってしまうという手もあります。

気温の影響をダイレクトに受ける

外と直接接しているため、気温の影響をダイレクトに受けることになります。風も直接当たるので寒い季節だと体感温度は想定したよりもかなり下がります。山の夜は夏場でもかなり気温が下がる事もあります。カイロ(貼るタイプが良い)やストーブを焚く、焚き火の側で眠るなど対策はしっかりしておかないと大変な目に遭います。

天候が急変すると対応が難しい

また、山岳地帯の天候は非常に変化が激しいです。天気予報だけを頼りに判断していると突然の天候の変化に対応できません。タープ泊の場合雨が激しく吹き込んで来たり水が流れ込んで来るなどが起こるため、荷物の管理はそれを想定しておくべきです。こちらも防犯対策と同じく屋根裏面に吊り下げておくと良いかもしれません。

安全にタープ泊をするための注意点は?

タープを張る場所は慎重に決める

これはテントの設置でも同じですが、タープを設営する場所は慎重に決めます。崖の下は落下物が危険、崖の側もまた自身の落下やがけ崩れに巻き込まれたりと危険です。一本で立つ木の下も落雷の恐れがあるので避けます。また川に近すぎる場所も増水などが起きると事故につながります。命に関わる事なので慎重に決めます。

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