ターフ泊といえども、基本的な装備は通常のテント泊と同じです。シュラフやベッドなどの寝具、夜間のためのランタンやライト、調理用のクッカーなど調理器具。テーブルやチェアーも必要です。また、タープ泊ではハンモックを利用すると便利です。基本的な装備にその時の季節や天候に合わせて装備を選びましょう。
夏場のタープ泊にあった方が良い道具・装備は?
先ほども述べましたが、夏場のタープ泊は虫との戦いです。想像以上に耐えられなかった場合に備えてメッシュの蚊帳やインナテントを念のために持っていきましょう。虫除けスプレーや虫刺されの薬は絶対に装備していきましょう。裏技的要素として、強めのライトを少し離れた場所に設置すると虫がそちらに集まるので虫除けの効果があります。
冬場のタープ泊にあった方が良い道具・装備は?
冬は防寒がもっとも大切です。インナーにはヒートテックなどを複数枚用意していくと良いです。風が当たり汗が冷えないように保湿効果のあるミドルウェアを着込みます。頭部の冷えを防ぐためにニット帽などの帽子を装備していくと良いです。
また、焚き火台を用意しておけば、タープ泊ならではの焚き火で暖をとるワイルドなキャンプが演出できます。この場合はタープやシュラフも焚き火からの飛び火に強いタイプを用意しておきましょう。冬場に焚き火の横で眠るのは格別です。
タープの基本的な張り方手順の説明
場所を決めたら先に配置する
ヘキサタープの設営方法の基本を説明します。タープの他に必要なものはペグ、ロープ、ポール道具としてはペグ打ちハンマーを用意しましょう。まずは設置場所を決め、タープを広げます。両サイド中央にポールとそれぞれ二本のロープを配置します。その他の角にも前もってロープを配置しておきます。
ペグを打ち込みポールを立てる
両サイドの二本のロープをポールの先端が来る角を中心として、それぞれ斜め45度の位置に広げペグを打ち込みます。ペグはタープの反対方向に45度から60度ほど傾けて打ち込むと安定します。ロープの先端をペグに引っ掛けたらポールを立てます。自在金具でロープのテンションを調整します。両サイド共に同じように行います。
最後に屋根を張る
ポールを立てたらその他の角4カ所にロープを結びそれぞれタープ中央から外側に45度の角度でペグを打ち込んでいきます。ロープをペグに引っ掛けたら、自在金具でテンションを調整します。この方法で一人でもタープを張る事が出来ます。以下の動画を見るとわかりやすいです。
環境に合わせてタープの張り方を変えるのも醍醐味!
気候や天候に応じて張り方をかえる
周りの環境や天候、気候に合わせてタープの張り方を変えるのもタープ泊の醍醐味の一つです。気候や天候が安定して入れば屋根を高めにして広くオープンに開放感を味わえるように設置、天候が悪ければ屋根を低めにしてシェルターのように設置するなど、その時の状況に応じて設営スタイルを変える事で環境に対処する技を楽しめます。
地形を利用してユニークに設置する
また、周辺の木や柵を利用する、大きな岩場を風除けに利用するような形で設置するなど、周辺の地形を利用した設置も面白いかと思います。あたかも自分の秘密基地を設営するような感覚で、子供心に帰って設営を楽しみましょう。
タープ泊にオススメのタープを紹介!
設置方法が自由自在なNINJAタープ
NINJAタープはペグで固定したままでポールの位置を自由に変えて変幻自在に形状を変化させることができます。その種類は30種類もあり、その時の天候や地形に合わせて即座に変形させることが可能。身軽なタープ泊におすすめです。
張りやすくて生地が良質で強いHilleberg
しっかりと腰を落ち着けてベースを設営したいのなら、Hilleberg製のタープがオススメです。生地が強くしっかりしているので安心感があり、風除けや雨よけ効果も高いです。また張るのが簡単という長所もあります。ただし、良質な素材を使っているため値段が高く、重量も平均よりも重いです。
焚き火の横で寝るならムササビウィング焚き火バージョン
焚き火の横で寝たいという人にオススメなのが、ムササビウィングの焚き火バージョンです。伝説的タープムササビウィングの復刻版で生地素材が燃えにくい素材となっており、気兼ねなく焚き火を楽しめます。見た目もカッコ良いです。
タープ泊ってできる?のまとめ
今回はタープ泊についてまとめました。よりワイルドに、開放的にキャンプを楽しみたいならこのタープ泊は大変オススメです。過酷な自然環境とダイレクトに向き合うことになるため、大変な点も多くありますが、それに対処、克服していく快感は実力派のキャンパーにはたまらないでしょう。これを機会にぜひ一度お試しください!
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