実は被害者の中には、この会社に内定が決まっていた人も含まれます。というのも、実はこの破産が分かっていながら採用活動をしていたのです。当然倒産した以上は、そこに入社することはかないませんので、路頭に迷うこととなります。
しかし、こちらは救いの手がありました。報道を受けて、多くの企業から厚生労働省に対して学生の採用についてどうなるのか問い合わせが殺到し、さらに、無試験無面接での採用を呼びかける企業も出てきたのです。
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山田千賀子から学ぶ人の上に立つ人に大切なこととは?
一社員としては有能な彼女でしたが、経営を行う人間としては全く適切ではなかった彼女。そんな彼女の唯一褒められる点は、、後の人たちに上に立つ人間に必要なことを教えてくれたことです。彼女の行動を振り返り、どんな要素が必要なのでしょうか。
山田千賀子から学ぶべきこと①どんな人にも謙虚な態度で
まず大切なポイントが、誰に対しても謙虚な姿勢でいることです。多くの人が年上の人や経験が上の人などに対しては、謙虚な姿勢で気を配ることは行っていると思います。しかし、年下の人に対しては、これがいい気に難しくなると多くの人が語っているようです。
多くの良い経営者に共通すのは、年下や経験が劣るものに対しても丁寧に優しく、謙虚な姿勢で接しており、この基盤があるからこそ、その人たちがついてくる環境が作られるのです。
山田千賀子から学ぶべきこと②人の意見は幅広く受け入れる
人の上に立つときに、重要になるポイントは他にもあり、それが人の意見は幅広く取り入れるというものです。そのためには、上の立場の人間からどう考えているかをしたものに積極的に聴いて回り、その答えがどんなものでも受け入れる用に動くことが大切です。
日本では悪しき風習となっているようですが、自分が意見を言うことで相手がどう感じるかを重要視する傾向があります。もちろん、これは大切なことでもありますが、意見を言わないことで思考すらも停止しがちになっていることがあります。
意見を言うことで考えた結果を発表でき、考え抜くことも非常に重要なことが分かります。そして、上に立つ人間は、これらの意見を常に聞き出せるような環境を作ることが非常に求められるのです。それが会社やプロジェクトを成功させるポイントにもなります。
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