禁足地とはどんな場所?日本全国や世界に存在するスポットを紹介!

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能登半島に位置する大社として知れ渡っています。ここは、あるご加護があると有名ですが、それと同時に禁足地まで存在するというミステリアスな場所でもあります。JRが運営している、七尾線の羽咋駅が一番近い駅となります。そこからバスで10分ほど乗って、一の宮というところで下車して、そこから5分ほどのところにあります。

禁足地・氣多大社①最強の縁結びの神社

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能登でもっとも強力な縁結びの神社として、とても人気があります。実は、ここの関わっている神様は大国主神であり、なんと代表的な恋多き神様としても認知されています。毎月1日には、イベントが催されていて、特殊なご祈祷を授かりに来られる方も多いです。神楽なども見られるので、おすすめの神社でもあります。

禁足地・氣多大社②「入らずの森」がある

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大社の裏には、1万坪もの壮大な自然に溢れる森林があります。森の奥にはスサノオノミコトと妻であるクシナダヒメがおられるとされ、森の中はその気で溢れていると言われています。スサノオノミコトは、あのヤマタノオロチを倒したことでも有名な神様です。

神職以外は

二神のおられる神聖な場所として、基本的にだれも足を踏み入ることを禁じられています。しかし、神事を行う時は宮司に関しては立ち入ることができます。また、遠い昔から、神職以外は踏み入ることが禁じられている神々しい場所として存在していました。

禁足地⑩出雲大社の八雲山(島根)

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出雲大社の裏側は踏み入ってはいけない場所になっているのですが、そこが八雲山となっております。大社の近くの山々は、霊山として祭祀の跡があるところがありますが、山自体がご神体として考えられているものは、八雲山だけとされています。

禁足地・出雲大社の八雲山①スサノオノミコトを祀る

「八雲」とは、スサノオノミコトにゆかりのある言葉でもあります。ヤマタノオロチを倒した際に、クシナダヒメと結婚する時に、ある和歌を詠みました。それは、「八雲立つ 出雲八重垣 妻籠みに 八重垣造る その八重垣を」というものでした。また、その時建てた宮殿が須我神社となり、その奥宮は八雲山にあります。

禁足地・出雲大社の八雲山②「かごめかごめ」のもととなった

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日本人ならたいがいの方がご存知の童謡ですが、一説には出雲大社を示唆しているのではないかという考えがあります。出雲大社の神紋は六角形になっており、籠の目に似ています。また、八雲山の東と西には鶴山と亀山という関連性を匂わせるようなものまであります。

歌詞は神々を指している?

「うしろの正面」とはスサノオノミコトのことを、「籠の中の鳥」とは大国主神とスサノオノミコトのこと表しているのではないかとも言われています。出雲大社へは、電車の場合出雲市駅から行くことができます。一畑バスに乗り、出雲大社と表記されたバス停で降りると到着です。飛行機の場合は、空港の連絡バスで出雲市駅に行くルートもあります。

禁足地⑪初鹿野諏訪神社のホオノキ

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祟りの話が特に強く聞かれる場所に、ホオノキの話があります。まさにご神木の祟りであるようなエピソードがたくさんあります。山梨県の甲斐大和駅を下車して、甲州市立大和小学校の方へ歩いていくと、諏訪神社が見えてきます。ただし、このあたり一帯は、諏訪神社と称されている所がいくつかあるので、注意が必要です。

禁足地・初鹿野諏訪神社のホオノキ①触れれば祟りがあると言い伝え

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1900年初頭から半ばにかけて、ホウノキに関わった人々にいろいろな不幸が訪れました。ホウノキの葉で柏餅を食べて人々は集団で亡くなったのを皮切りに、国鉄の職員が線路のケアのためホウノキの枝を掃除したら謎の死を遂げてしまったりなど不審な事件が相次ぎました。

凄まじい影響力

駅の拡張工事をしようとしたのですが、すでに祟りの話が何度もあがっていることから、それを警戒して二度計も計画が中止になるという事態にまで至りました。特に国鉄の作業員が、原因の分からない亡くなり方をしたのは一度だけではなく、より駅関係者には恐怖を与えていたと言えます。

初鹿野諏訪神社のホオノキ②現在でも落ち葉の掃除すら禁止

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あまりに恐ろしい話の数々に、今でも少しでも触れることを人々は避けるようにしています。ホオノキ周辺に落ちてる葉っぱでさえ、拾おうとする人はいないぐらいです。さまざまな、話からちょっとでも関われば大変なわざわいが訪れてしまうというような印象が浸透していることが大きいです。

禁足地⑫オソロシドコロ(長崎)

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なんと1300年前というかなり昔から入ることを禁じられています。ネーミングからも容易に、危なさが伝わってくることがうかがえますが、はたしてどのようないわくがあるのでしょうか?ここにたどり着くには良山が行く必要があります。公共の交通手段では難しく、対馬の中心から巌島を目指して自身で車で40分ほどかけなくてはなりません。

禁足地・オソロシドコロ①古代信仰が残る

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対馬周辺では、「天道信仰」というものが信仰されており、その教えの中で霊山として存在しているのが龍良山です。そして、その山中でも神さまが祀ってあるエリアは、踏み入ってはいけないとされています。オソロシドコロの位置は、対馬市の巌原町浅藻というところになります。

禁足地・オソロシドコロ②誤って入った時の厳しいルール

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塩で身を清める必要があり、山の中でたとえ何か持ち物を落としたとして決して拾ってはいけないという決まりがあります。他には、大声を出してはいけない、転んではいけないなどの禁止事項もあり、とても神経を使わなくはならないです。

八丁郭

天道の法師さまのお墓のことを言います。このお墓には決して、御尻を向けてはいけません。そして、参拝をしにきた場合には、うしろ向きに歩いて帰らなくてはいけないという奇妙なルールもあります。八丁郭は、龍良山の南のエリアにあります。

鳥居を通過する際は

自身の履いてるものを頭にのせて、裸足になってくぐらなければなりません。さらに「いんのこ、いんのこ」と言葉を発しながら通らないといけません。とても個性的なしきたりを有する信仰とも言えます。ちなみに「いんのこ」とは犬の子を意味する言葉です。

禁足地⑬沖之島

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四国の高知県を初め、「おきのしま」と呼ばれる島は、日本にはたくさんあります。ここでは、先ほどのオソロシドコロに続き、また対馬が関わってくる場所について述べてきます。対馬のお隣に位置する沖之島は禁足地として称えられています。九州の本土からは、60キロ離れたちょうど玄界灘の中にあり、周囲が4キロほどの孤島です。

禁足地・沖之島①島全体が上陸禁止

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山そのものが禁足地とされているものの他に、島そのものがというケースもあります。なんと、この島へは上陸すら禁じられています。神の住んでいる島とされているため、昔から一部の時期を除き入ることはできませんでした。

禁足地・沖之島②世界遺産に認定されて上陸が厳しくなる

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祭りの時には、ごく限られた男性のみが足を踏み入れるのを許可されていましたが、それも時の流れとともに厳しくなってきました。それは、ユネスコにより世界遺産として登録されてしまったため、島への接近や上陸は全面的に禁止という運びになりました。今は研究者以外に一般の人々は入ることが出来ない状態になっています。

禁足地は世界にもある

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もちろん日本だけでなく、世界の各地にも侵入が禁止されている場所がいくつかあります。いったい世界ではどのようなものが禁足地とされているのでしょうか。不気味さゆえに人が近寄らない所や、人体に危険を及ぼすために進入禁止とされてるものや、心霊的なスポットなどさまざまなものがあげられます。

禁足地の世界バージョンはCNNが発表

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アメリカの衛星テレビやケーブルテレビ向けのチャンネルで、ニュースを扱うものとして有名なCNNが、訪れてはいけない場所について報道をしていました。ガイドブックに載らないような怪しげな土地などや、人々が近寄らない場所を調べて、発表しました。世界における「7大禁足地」として、選ばれたものにはどのようなものがあるでしょうか。

日本からも2か所がランクイン

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実は、世界の7つの代表的な禁足地として選ばれた者のうち、なんと2つも日本からランクインしています。それは、ご存知の方も多いと思いますが、青木ヶ原樹海と軍艦島になります。次の章では、日本の2点を含めた、7つのスポットについて詳しく迫っていきます。加えて、何点か世界の他の禁足地についてもご紹介していきます。

禁足地(世界7大)①チェルノブイリ遊園地(ウクライナ)

ご存知の方も多いと思いますが、東欧のチェルノブイリの遊園地も近寄ってはいけない場所として有名です。現在は無人のアミューズメントパークになっております。それでは、詳しいインフォメーションについてみていきましょう。

禁足地・チェルノブイリ遊園地①オープン前に原発事故で被曝

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実は、遊園地がこれから人々が楽しめるようになる矢先に、原子力発電所の事故が発生してしまいました。そのため、誰も訪れることのないまま終焉を迎えてしまいました。やはりそのような状態のため、メンテナンスもその後にされておらず、ほったらかしのままになっております。

禁足地・チェルノブイリ遊園地②苔むした遊具が不気味

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人すら寄り付かず、放置されたままになっているので、アトラクションやところどころに苔が生えてしまっていて、雰囲気はまさに廃墟のようです。しかも、放射性物質というは苔につきやすという傾向があります。そのおかげで、いまだに放射線量のレベルは、かなり高い状態です。

チェルノブイリへの侵入は禁止されていない

国を挙げてチェルノブイリにいることを禁止にはしていません。なので、この地に残ることを選択した人々いたり、観光客が訪れることもあります。やはり、この地に思い入れがある人がいたりするのでしょうか。それとも出れない理由があるのかは定かではありませんが。

ツアーがある

遊園地に赴く場合は、空港から出ているバスにのってキエフの市街地へ向かい、そこで開催されているチェルノブイリの見学ツアーに参加することに、訪れることができる可能性があります。ちなみに、空港はボルィースピリ国際空港になります。モスクワ経由のルートで、この空港に行くことが出来ます。

禁足地(世界7大)②セドレツ納骨堂(チェコ)

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場所は、東欧のチェコ共和国のクトナー・ホラ近郊にあります。セドレツの全聖人教会と呼ばれるところの地下にある納骨堂です。骨を収めるところという、言葉の響きだけで何か近寄ってはいけない雰囲気がとてもただよっていますが、実際にどのようなところなのでしょうか。

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