【監禁王子・小林泰剛】北海道・東京連続少女監禁事件の監禁生活の実態と現在

では実際に彼が逮捕された際に来ていた服装は何だったのでしょうか。それは青色を基調として白と赤のラインが入ったジャージを身にまとっていました。それはまるでテニスの王子様のコスプレのようでした。逮捕されて車で護送されている写真は有名です。

監禁王子とテニスの王子様と比較してみる

彼の服装と実際にテニスの王子様のキャラが着用しているジャージを比較してみると完璧に同じというわけではありませんが色やデザインがとても酷似したものとなっていました。偶然の一致ではなく意図的にその服を選んできたことは明らかです。

監禁王子はガチなコスプレ王子

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彼はメディアに露出する場では様々なコスプレを行っており又学生時代もコスプレをよく行っていたそうです。コスプレをして出てくる程ですから自分を見ろという気持ちの表れでしょうか自己顕示欲の塊のような人物ですね。

監禁王子の裁判時の華麗なるファッション

裁判時にも彼のファッショショーが開催されていました。白のタートルネックのセーターと白のドレスシャツ上下ともに白の白装束で決めてきました。その際に彼は自身の事を白い皇子と自称しており反省の色が全くみえませんでした。そのご彼はすべての出廷において白い服装ででたそうです。私は潔白だとでも言いたいのでしょうか、この行為に何を意図していたのかは当時の彼にしか分かりませんが裁判所が異様な雰囲気になったことは確かです。

監禁王子は裁判出廷中も自己陶酔

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そんな裁判中服装だけでなくその振る舞いもまるで自己陶酔しているかのような瞬間が多くありました。検察官が罪状を読み上げているときは伏し目がちだったのが自身が話す認否の時に彼のナルシズムがア慣れだしたのです。まるで歌うように否定していき、体もくねくねと動かし始めたのです。この狂気じみた行動は精神疾患を患っている感を醸し出し減刑に持っていく算段もあったと考えられます。

裁判中の奇行

彼は裁判中の供述の際に鉛筆で遊んだり、小説をペラペラしたりしており被告の態度とは思えません。また供述において彼は自身のSM論なるものを話しておりSはサービスMはわがままと言ったそうです。彼のそんな発言にその場にいた多くの人を困惑させていましたが彼のその一連の奇行から反省する姿勢が皆無であることが分かりました。

裁判中に被害者を嘘つき呼ばわり

彼は裁判中自分は悪くないという姿勢で挑んでいましたがそれらを主張する際には被害者について被害者と称する人と嘘つき呼ばわりをしていました。これだけでなく被害者女性に関しては一連の出来事すべてが合意の上だったという意見を貫き通しておりそのため被害者女性に対する侮蔑とも取れる発言を何度もしていました。悪いのは実際に傷を受けた彼女達が悪いと述べるなど最低な立ち振舞いで驚かされました。

監禁王子の中学時代はなりきりセーラームーン

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犯罪者となって身元がメディアに露出するとその犯罪者の過去や身元について知りたがるのがメディアです。そのため多くの情報が集まりその中でも彼が中学時代セーラームーンになりいって当時の同級生たちに気持ち悪がられていたという話があります。

若いころからコスプレに興味があったこと、自分自身が周りとは違った存在であるという気持ちの在り方を持ち続けたまま大人になってしまったようです。当時この言葉はあまり浸透していなかったのですがいうなれば彼は中二病だったのだなとも思われます。

監禁王子が漫画ネタに

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2005年から2006年迄に少年チャンピオンにて連載されていた「ガキ警察」には監禁王子をそっくりそのままネタにした話が描かれておりそのキャラクター名も小刃椰王児とそっくりそのままなネーミングでした。

キャラクターについては少年誌故に少し柔らかく表現がされていましたが現実はもっとおぞましく形容しがたいものだったに違いありません。漫画のネタにされるほど当時大きなニュースとなっていたのだなと再認識させられます。

監禁王子「小林泰剛」はなぜ歪んでしまったのか

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何が彼にここまでさせてしまったのか彼のこの歪んだ性根は一体どこから生まれたのかここからは彼の生い立ち等から彼が犯行に及ぶほどの精神になってしまったのかをみていきます。

監禁王子が歪んだ性格になった理由①裕福な家庭に育つ

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歪んだ性格となった主な原因ではありませんがとても裕福な家庭で何不自由なく過ごせることはある意味お金でなんでもできると錯覚させるには十分だったのではないでしょうか。幼少期からベンツでの送迎、何でも買える、肴の小骨を母親がピンセットでとってあげるという至れり尽くせりな環境にありました。

他の家とは違うということに彼自身幼少時から気づいているのか他の子を下に見て普段から自慢ばかりの子だったそうです。第一の事件でも1200万という大金をポンと出せているため裕福ではないとは考えにくくそのような環境に身を置いていたことも遠因となっていると思われます。

監禁王子が歪んだ性格になった理由②きっかけは母親の自殺

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おそらく彼の恐ろしいまでの女性への制服欲求の一因となっているものは彼が心のよりどころとしていた母親の自殺だと思われます。彼の母親は彼のことを大変溺愛していたそうで彼もそんな母親が好きだったそうです。そのため彼は供述で母親役の人がいないと生きていけないと語ったそうです。彼を肯定してくれる女性を求めるがゆえに監禁という道に手を染めてしまったのかと考えられます。

母親役という言葉から考えられる事

彼が母親役がいないと生きていけないと言っていましたがこの事件における彼の母親役とは何なのかと考えたときに被害者女性が当てはまると考えられます。メイド、ペットのような存在が母親役と考えることが出来るということは実際に彼の母親も近しい扱いを彼以外の家族から受けていた可能性が出てきます。

実際彼の母親は自殺をしています。自殺の理由は不明ですがもし物心つく頃から母親が上にあげたような扱いを受けていたのだとしたら彼がこのようになったことも納得は出来てしまうため可能性は0ではありません。

監禁王子が歪んだ性格になった理由③幼少時からアダルトゲーム

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監禁という選択肢が生まれた理由の要因のもう一つとして幼少時からアダルトゲームを行っていたことがあるかと考えられます。アニメ、ゲームをすることが原因とは言いませんが貸そうと現実の区別をつけてくれる教育をあまり受けてこなかったことは推察されます。また逮捕時に約1000点のアダルトゲームが押収されています。

アダルトゲームの種類については分かりませんが素人目に見ても多いと感じさせる量を所蔵していたことに驚きが隠せません。この時期に秋葉原の連続通り魔事件が起きておりこの事件と合わさって世のオタクバッシング、オタクを犯罪者予備軍のように扱うようになりました。本当に迷惑な話です。

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