アシダカグモは人になつく?同居する人多数!生態や飼育方法も紹介

なんと自ら脚を自切してしまうのはご存知でしたか?まれに脚の少ない蜘蛛を見かけたりすることはあります。それには理由があり、彼らはむやみに足を掴まれたりと何かあった場合、身を守ろうとして自分で脚を自切していました。

アシダカグモは簡単に自切する

特に蜘蛛の中でもアシダカグモは簡単に自切します。なので脚の少ない個体は珍しくはないのです。巣も作らないので危険がいっぱいの状態なのです。また野良猫にもやられやすく、脚が4本しかないアシダカグモも存在していました。

脱皮すればまた生える

ですが、ずっと4本脚で生きていくのではなく、脱皮で新しく生え変わるのでこれから飼う方も安心して下さい。また再生されてすぐに脚の模様は元には戻りませんが、脚の長さは無事に残っていた脚とほぼ同じにまで回復するのです。

さすが軍曹!アシダカグモの武勇伝

Free-Photos / Pixabay

見た目は恐ろしくともやっぱり彼らは活躍をしていました。見た目で判断してはいけないとはこのことですね。さすが軍曹です!我々人間の英雄でもあり、いろんな所で大活躍もしていたのです。そんな武勇伝をご紹介していきます。

台湾で大活躍したアシダカグモ

3005398 / Pixabay

台湾では過去に腸チフスが流行っていました。それによりゴキブリが大量発生して残念なことに病原菌を広めてしまうのです。薬剤も効かないために研究者が政府にアシダカグモは効果がある提案したのです。

それにより実験が行われ、その結果はアシダカグモの消化液は腸チフスの菌を殺菌できること、また常に手足を綺麗にしているので清潔に保たれている事が分かったのです。またアシダカグモは人に害もなく、食事などにも乗っかる事もないので菌を広めることもなく、それで研究者の案が採用されて、腸チフスを食い止めたと言われております。

アシダカグモは南インドの宿でも活躍!

Pexels / Pixabay

この宿の部屋はレストランと同フロアにあって、厨房は目前にあるのです。またジメジメした空気で尚且つインドという事もありゴキブリがでてもおかしくない、むしろ出てきて当たりまえな環境なのです。

ですが、こういった環境にも関わらず一切ゴキブリがでないそう。けれどアシダカグモの姿は発見されているのです。ということは…アシダカグモが食べていて現れないということなのです。陰ながら仕事をしていたのですね。

アシダカグモを撃退したい場合はどうする?

これまでに魅力や活躍をご紹介してきましたが、それでもあの見た目は無理!という方もいらっしゃると思います。蜘蛛嫌いでゴキブリのほうがマシだという方もいるでしょう。そんな方たちのためにもは撃退方法などをご紹介してきます。

部屋を清潔に保ちアシダカグモの侵入経路を断つ!

Free-Photos / Pixabay

やはり根本的に家に入ってくるのを防ぎましょう。ムカデなどの害虫と違って、体が大きいので換気扇などの小さい隙間などからは入ってこないはずです。なので対策はできるでしょう。まずは大きい隙間を直ちに防いだり、帰宅する際に開けるドアを早く閉めるなどの対策をしていきましょう。

また部屋を綺麗に清潔に保ちましょう。そもそも獲物である虫をお目当てにやってきます。そんなゴキブリたちなどを部屋に呼ばないよう、食べカスやキッチンを綺麗にしておくことで対策できます。

NEXT アシダカグモにも殺虫剤は効く!