【宅間守】付属池田小事件の犯人はサイコパス?生い立ちなどを徹底解説!

一説によると実の息子によってセンセーショナルを集めて日本中を震撼させた凄惨な事件を引き起される以前から、精神病を患っていたらしいのですが、事件後更に心や精神がズタボロになってしまい、身体にも悪影響を及ぼし病院に長期にわたって入院していましたが、老衰してしき現在から3年前の平成28年の12月にこの世を他界しています。

宅間守の兄は事件後に自殺している

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彼には実の兄が存在していましたが、世間から絶対に許される事の無い所業、多くの犯罪歴や問題行動によりめちゃくちゃな人生となった弟が原因で、母親と同じように心と精神が追い込まれて事件後に刃物で自らの首を斬って自害しています。なお自害した理由については、遺書や遺言には自身の事業や経営が失敗したためと虚偽記載しています。

宅間守の起こした事件への世間の反応

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彼が小学校に侵入してそれもクラスルームで何の罪のない幼気な少年少女たちの命を無残に奪って、またほかの児童も傷つけたという残虐な犯行や凄惨な事件の概要がマスメディアによりニュースとして報じられると、世間はあまりにも痛々しい内容に震撼して大きなショックを受けました。

当時世界的な行事として行われていたサッカーワールドカップ。事件後の試合だった日本VSフランス戦では試合開始前には、被害者や命を奪われた児童に向けて選手一同が静かに黙祷を捧げ、また世界中に追悼する意味が込められたメッセージがTVに映し出されたくらいセンセーショナルを集めたのです。次に事件の後の世間の犯行について解説していきます。

宅間守の事件への反応①学校側の管理が疑問視された

犯行は10分間以上にも及びましたが、事件発生から犯人は次々にクラスルームを転々としていますが、事態の伝達が上手くできていなかったのか、悲鳴や叫び声が聞こえなかったのか事態の発覚が遅れてしまったのです。また命が奪われてしまった数名の児童は、即死ではなく死因は出血多量によるもので20分以上も刃物で刺されてから放置されてしまっていたのです。

もし早急に学校側全体が事態に気付いて、迅速な対応と処置をしていればこれほどまでに犠牲者を生まなかったかもしれないのです。更にはどの被害者がどこの病院及び医療機関に搬送されたかも、連絡を取り合ったりもせず把握できていなかったので親族は地域の病院を転々と探し回り、見つかった時には既に時遅かった。というケースも実際に起きてしまったのです。

宅間守の事件への反応②逃げたと批判された教師もいる

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学校側全体の対応も酷い。ありえない。と非難され疑問視されましたが、1人の担任教師も強く批判を受けました。この教員は自身のクラスルームに犯人が侵入したのにもかかわらず、逃げなさいと簡単に児童たちに伝えると真っ先にその現場を飛び出して逃げているのです。

本人曰く警察に通報して事態を伝える為だったといっていますが、通報には数分掛かっており、校舎外まで逃げ出した児童たちから話を聞いた、近くのお店の店員による通報のが早かったのです。この事実が明らかとなり逃げたのではないかと囁かれ、現在でも実名が公開されてしまっているくらいセンセーショナルを集めました。

宅間守の事件への反応③児童・教師に心理的な後遺症を残した

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惨劇と呼べる痛々しい光景。クラスメイトや同級生、つまり仲間が目の前で1人の興奮状態にある大男に傷つけられる様子を目の当たりにした他の少年少女たち、また教員は深刻なトラウマとして脳裏に焼き付いてしまいました。

更には自分は生きててもいいのか?という罪の意識が芽生えてしまう、生存者が陥りやすい心理状態になってしまうなど、多くの当事者たちに心理的な後遺症を残しました。彼が残した大きな傷跡は現在でも消える事は無いのです。

宅間守の事件への反応④精神に異常がある犯人の扱いが議論された

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精神勘定により実際に精神にいくつか異常があると診断されながらも、責任能力があると判断された彼に対して専門家だけではなく、一般人や世間でも議論されましたが、いくらサイコパスとはいえ残虐すぎる所業であり、逮捕された後の態度も同じ人間としてあり得ない、全部演技なのではないかと、様々な意見が日本中で飛び交いました。

宅間守の起こした事件による被害者たちの苦しみ

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残虐な犯行、凄惨な事件により、尊い命を奪われてしまった少年少女たち、刃物で斬りつけられ刺されて負傷してしまった児童、後遺症の様に残り続ける大きな心の怪我を負ってしまった被害者、またその遺族たちの想像を絶する苦しみは令和になった今なお癒えておらず、心に暗い影を落とし深い爪痕を残しているのです。

宅間守からの謝罪はなく被害者遺族の怒りを買った

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この世界で一番愛する大切な我が子の命を奪われたという悲痛な現実すら、言い表せないほど苦しく悲しく、時に怒りを覚えるはずです。それなのに命を奪った張本人から謝罪の言葉や反省の意は一切は見受けられず、命に対して遺族に対して軽率すぎる非人道的な言動を取ったのです。

そんなふざけた態度に対して当然激昂した人もおり、罵声や暴言を吐いた遺族もいるのです。死刑すら彼の望むものなので、彼がこの世を去ったとしても、結局やり切れない思い、やり場のない怒りや悲しみや寂しさを感じて、現在も深く苦しんでいるのです。

宅間守の事件の当時の被害者一人は記憶がないとのこと

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また刃物で切り付けられ一時は重体を負いましたが、なんとか一命を取り留めた被害者の一人はあまりに衝撃的な体験だったため当時の記憶が断片的になっており、彼の卑劣な犯行が及んだ寸劇のようなその瞬間の事を一切覚えていないそうです。そんな被害者の一人は心に大きなトラウマや疾患を抱えながらも、現在は人を助ける職に就いて働いているそうです。

宅間守はダウンタウンの松本人志の同級生?!

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彼はあの日本人であれば絶対に知っているであろう超大物芸能人、認知度トップクラスのお笑い芸人のダウンタウン松本人志さんと同級生だったと、ソースもあり信憑性が高い噂が囁かれているのです。兵庫県尼崎市の工業高校に同じ年に入学していて、2人はそれぞれ学科は違い、また彼が早期に高校を中退したため接点は一切なかったと言われています。

宅間守の関連書籍・映画

日本の歴史の中でも世界的にも、類を見ない常軌を逸した人格者、限りなくサイコパスである彼にも焦点が当たりセンセーショナルを集めたわけですが、彼自身がテーマとなった書籍作品や映画がいくつか存在しているのです。次にそちらを簡単にご紹介していきます。

宅間守の関連作品① 「凶獣」

凶獣

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独自の取材やインタビューにより、常軌を逸した人格、歪んだ精神をもつ彼という人間がどのように形成されていったか、詳細に生い立ちやエピソードが描かれている一冊で、より詳しく彼の過去について知ることができるのではないでしょうか。

宅間守の関連作品②「宅間守 精神鑑定書」

宅間守 精神鑑定書――精神医療と刑事司法のはざまで

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この本のテーマはタイトルに書かれている通りで、実際に著者も彼のことを実際に数十回も精神鑑定した専門家なのです。その為この本の内容や概要のほとんどは診断書やその結果に基づいての情報が記されているのです。

宅間守の関連作品③「『宅間守精神鑑定書』を読む 」

『宅間守 精神鑑定書』を読む (飢餓陣営せれくしょん)

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先ほどご紹介した書籍とそのタイトルが類似しているので勘違いを起こす人が多いのですが、内容は大きく異なり、こちらはより専門的な知識が必要な内容が記述されており、精神鑑定や精神疾患など精神に関する法律などを知って初めて、テーマを理解でき色々な課題が浮き彫りになる作品なので注意が必要です。

宅間守の関連作品④「前略、殺人者たち 週刊誌事件記者の取材ノート」

前略、殺人者たち 週刊誌事件記者の取材ノート

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この本には日本で起きた凄惨なセンセーショナルを集めた殺人事件をテーマにして執筆されており、実際にそれらの事件を取材してきたベテランのジャーナリストが著者となっています。今回の記事でご紹介している『宅間』や彼が引き起こした事件についてもスポットが当てられています。気になる方は一度読んでみてください。

宅間守の関連作品⑤「殺人者はいかに誕生したか「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く」

殺人者はいかに誕生したか: 「十大凶悪事件」を獄中対話で読み解く (新潮文庫)

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この本の著者は多くの凶悪犯と実際に会話して精神鑑定を担当した心理の専門家です。世間から魍魎、モンスター、サイコパスと呼ばれるような凶悪犯と実際に会話すると、彼らも一人の人間だという事が実感でき、やはり子供の時にどう教育していかに愛を注ぐことが大切であるかが理解できる一冊です。

宅間守は映画「葛城事件」のモデルにもなった

葛城事件

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今から6年前の平成25年にロードショーされ、DVDやBlu-ray化しているこの作品の元となったのは、残虐なサイコパスである彼でした。内容も彼を意識しての描写がたくさん垣間見れ、両親からの愛がない教育、崩壊していく劣悪な家庭から、歪んだ精神や常軌を逸した人格者を生まれるというテーマが繊細に描かれています。気になる方は是非一度ご試聴してみてください。

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