チニングリールとは
クロダイのルアーゲーム
チニングリールはクロダイ(チヌ)釣りに特化したリールです。どのくらいのサイズがよいのか、ギア比は?など、こだわるポイントはたくさんあります。しかし最初は基本を押さえるのが大切です。まずはチニングリールの特徴について見てみましょう。
チニングリールの特徴とは
チヌの特性を捉えた軽さと剛性が必要
チニングには、スピニングリールとベイトリールが使用されます。チニングで行われるリールは、チヌの強い引きに耐えられる剛性のあるもので、なおかつ軽いものがおすすめ。軽いと感度がよくなるので、より釣りやすくなります。
チニングリールの活躍シーンは
初心者は3月から梅雨終わりまでがおすすめ
チニングのシーズンは3~4月からスタートで、初心者でも釣りやすい時期です。そしてハイシーズンは梅雨明けが目安。特に6月半ば~9月中旬までは、港湾部だけでなく河川中流まで遡上するので、ポイントが広がります。
ポイントはとにかく多くアタックすること。季節によっては浅いところで蒸れていることもあるので、どんどんポイントを探しましょう。特に乗っかりを行う際は、潮の流れが速いと難しいので、狙いたいポイントは穏やかで少し動いている程度の流れ。乗っかりで、どんどんチヌを狙っていきましょう。
チニングリールの選び方
スピニングリール、ベイトリールの差で選ぶ
チニングリールは基本的にスピニングリール、ベイトリールから選ぶのがおすすめです。しかしそれぞれのリールには長所と短所があり、性能も異なるので、あなたの釣りスタイルにフィットしたものを選ぶようにしましょう。
スピニングリール
スピニングリールはソルトルアーゲームで主流です。遠投もでき、ライントラブルも少ないため、初心者におすすめです。繊細な釣りを要求されるチニングでも相性はバッチリです。しかし、巻き癖が付きやいという短所もあります。スピニングリールについてはこちらで詳しく紹介しています。
ベイトリール(ベイトフィネスリール)
ベイトリールは狙いたい場所をピンポイントにとらえられる手軽さと、大物にも耐えられるパワーが特徴。特にベイトリールの中でもベイトフィネスリールは、2g程度の軽いルアーも投げることができます。しかしバックラッシュしやすいため、少し初心者では難しい面があります。ベイトリールのおすすめ20選をこちらの記事でご紹介しています。
リールの種類を選んだら次はこれをチェック
番手
チヌは小型のものから、大きなサイズだと50cmを超える魚です。引きも相当強い魚なのですが、あまり大きな番手は必要ありません。大体2000番から2500番くらいが最適です。シーバス用やエギング用のスピニングリールなら代用できます。
ギア比
チニングならノーマルギアのものがおすすめです。ハイギアではラインを巻き取りすぎてしまったり、ローギアではチヌに対して低すぎる時があります。慣れたらハイギアでも応用化ですが、まずはノーマルギアで底からしっかりチヌを引き上げていきましょう。
糸巻量
チニングはそれほど飛距離が必要ではないので、それほど多くラインを巻く必要はありません。PEラインなら0.4~0.8号が100m巻ければ十分です。足元を狙うだけであれば50mでもOKなので、ラインの扱いに不安がある人でも安心ですね。
チニングリールはどちらを選ぶ?
初心者ならまずスピニングリールを
スピニングリールならば、番手2000~2500でギア比4.8~6.0、ベイトリールならギア比7.0くらいのものがおすすめです。それぞれ紹介したように特徴があるのですが、初心者なら取り合えずスピニングリールを選びましょう。
徹底インプレ!チニングリールのおすすめ10選
「釣れる」チニングリールを厳選して紹介!
それではチニングリールのおすすめをご紹介します。どれもインプレされた中から厳選されたものばかりなので、どれを選べばいいか悩むかもしれませんが、悩んだときはもう一度選び方を参考にしてみてくださいね。今回はスピニングリールとベイトリールに分けてご紹介します。
おすすめチニングリール:スピニングリール編
おすすめチニングリール①シマノ ヴァンキッシュ C3000
シマノバンキッシュC3000は、軽さとタフさを備えたシマノのクイックレスポンスシリーズのフラッグシップモデルです。軽さは4000番台でも240g程度なので、長時間でも疲れません。動きやすく止まりやすいローターが支えます。
おすすめチニングリール②シマノ ストラディック C3000
シマノストラディックC3000は使い込めるリールを目指したモデル。ふいの衝撃でもしっかり耐えられるので、チヌとのファイトにピッタリです。360度全天候防水性能なので、厳しい環境下でも性能を落としません。