池田容之と近藤剛郎の生い立ちや現在は?【横浜バラバラ強盗殺人事件まとめ】

ホラー映画さながらの演出に誰もが目を覆いたくなる光景でありました。

首の切断後は罪悪感はなく犯行メンバーと平然と会話

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人は恐怖を体験すると手足が震えますが、池田容之にとってみたら感情も湧かない行為であり、その先に見える札束しか見えなかったのでしょう。

人形みたいだと呟きながら、工場の作業のようにゴミ袋へ肉片を入れています。池田容之はまっすぐな性格でした。生徒会長をこなしているときは学校のために動き、結婚すれば妻子中心の生活に変えました。

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今はというと、養育費のためとはいえお金の亡者になり、一度味わった贅沢な生活を下げたくなく、もっと上へと目指したのです。

それ故に他人の気持ちは全く関係なく、ゴールさえ到達できればいいと身勝手な思考になってしまったといえます。まじめが仇となった悪のスパイラルなのです。

池田容之の裁判と判決

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悍ましい事件から約4カ月ほどたったある日、池田容之まで警察捜査の手が伸びガッチリと確保されました。逃げれないと悟ったか、うつむきながらの暮らしに疲れたのでしょうか。

あっさり罪を認めて連行されます。

裁判員裁判で池田容之は初の死刑判決となった

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裁判員制度が加担となってから、どういった判決になるのか注目されていた池田容之の残虐事件は、法廷でも異例を起こします。

裁判長から死刑を告げられた池田容之でありますが、重い罪なので控訴をと促しがあります。抵抗しても無駄だと諦めの気持ちもあったことでしょう。控訴を取り下げて極刑で確定となっています。

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家族に電話もできずに孤独に苛まれ、恐怖に怯えながら逝った被害者の心中を察すると、大変冷酷だとして、池田容之には一番重い刑が科せられます。

横柄な態度で男らを手玉に取って殺めていった面影はなく、真摯に罪と向き合う姿勢を示します。元の性分はまじめで間違ったことが許せないまっすぐな男です。

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いつしか娘のためではなく、自分の手元に残る金銭目的となり金に溺れました。池田容之はやっと目を覚ましたことでしょう。走馬灯のように娘が頭を駆け巡ったのではないでしょうか。

初公判では9のつの罪に問われ池田容之は容疑を認める

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全ての労力をチェーンソーで使いきってしまったのでしょうか。否定も黙秘もすることなく、質問がきたことに忠実に受け答えをする姿勢は、幼いときの養育がしっかりなされた術だとうかがえます。

服装もきちんとスーツを着てネクタイを締めた正装で挑みました。逮捕時のサーファーのようななびく長髪はサッパリ丸められ、整えてきたであろう姿勢がうかがえます。

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手錠掛けられてしまった以上は、逃げもできませんし、きちんと罪を償うという気持ちの表れなのかもしれません。離婚して一人になってから池田容之の歯車が合わなくなりました。

孤独をどこかで感じていて、人に頼りにされれば嬉しく思い、期待に応えようと奮闘します。距離を縮めビジネスのパートナーとして手を組み絆を深めていきました。

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相手は近藤という極悪人でなければ結果が違った方向へ向かっていたはずです。

池田容之が麻薬王にあこがれていたことを警察が明かした

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アカデミー賞にもノミネートされた有名作品です。麻薬を取引しながら巨額の資産を構築していく男の半生を作品にしたDVDをみて、強く憧れを抱いたといいます。

池田容之は男の行動ではなく、背後に潜む財産を多くゲットしたかったのではないでしょうか。幼少期から苦労をしたことのない富裕層の環境は、自分にお金さえあれば整うと悟ったのでしょう。

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懐潤えば娘にも余分に送金できるとまで考えていたかもしれません。女の子はオシャレが好きですから、洋服や靴など買ってあげたいと密かな夢を抱いていたことでしょう。

池田容之が殺めた被害者のように最期の願いは、叶えられず死して外へ解放されるのです。儚くも相手にした行動がそのまま自分へ返ってくる形となりました。

池田容之は死刑を求刑されても表情を一切変えなかった

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牢獄へ入った時点で、池田容之は気力がなくなり、死刑でいいやと投げやりとなっていたようです。生きる目標も帰りを待っててくれる人もいない孤独さは、無になってしまうのです。

判決を耳に入れても、動じることなくまっすぐ前をみて自分の罪を受け入れました。悪との関係を断ち切ったことで、素の池田容之が舞い降りたのです。

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極刑を求める遺族の声が耳に入りこんだ際には、弁護人に対し「これでも生きろって言うのか」と大粒の涙を流して生きる辛さを口に出します。

生徒会長をしていた正義感溢れ、周りのためを考え行動をする優秀生に戻ったのではないでしょうか。ようやく取りつかれていた悪霊は去っていき、自分の犯したことの重さを噛み締めました。

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無念であるのは、養育費でしょう。20歳までと定めることが一般的でありますが十数年の残りがあるとされ、危惧したことです。

池田容之の母が遺族にあてた上申書で涙を流した

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どんなに極悪人でも、母は自分を生んでくれて世に出してくれた偉大な存在であります。できることなら悲しませたくないですし、笑っていてほしいと願うものです。池田容之も同じでした。

目の前にいる母は、うつむき涙声となりながら自分が犯した事件について謝っている姿を見た途端、涙で顔は崩れ、感情を露わにした瞬間でもありました。

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血が通っていないかのように無であったため、唯一人間味を感じた時間でもあったのです。何よりも悪人の息子に対し、生きて償ってほしかったという母としての心中を伝えています。

どんな経緯があろうと子供であることは変わりません。池田容之に対する大きな愛を感じたと共に、身よりで一人でも罪人がでれば、連帯責任になるのだと強く痛感するやり取りでもありました。

もう一人の犯人・近藤剛郎の生い立ちと現在

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首謀者が池田容之と大々的に騒がれましたが、本当の主は近藤なのです。ひっそり自分だけ姿を消しているので、池田だけが悪者となっていますが、事実は闇が深いのです。

自分の手は汚さずに主従関係を作ります。言葉巧みに池田容之を操り人形にしており頭脳犯で動いています。

近藤剛郎は早稲田大学法学部卒

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高学歴を生かし、真っ当な仕事に就いていたらエリートコースでした。うっかり踏み外してしまい、悪のレールに流れてしまったのです。一度乗ったら最後といった具合に後戻りはせず、突き進みます。

逸脱した脳を最大限に生かし、罪を重ねます。池田容之は審判中に、一切近藤の名を出していません。全部責任を背負う覚悟なのだと感じます。

金をちらつかせては操縦した池田容之は、優れた手下であったことでしょう。頭で動く近藤と、度胸ある行動派の池田容之は、よきパートナーであり、絆が強かった仲間でありました。

彼らは、もっと違うジャンルで活躍していれば、今頃注目される能力を発揮していたかもしれません。

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