小型魚を釣るためには、遠投できるかどうかよりも「手元で小回りが利くかどうか」のほうが重要です。したがって、短めの竿を選ぶとよいでしょう。ある程度の硬さがあって、短めの竿がベストです。
竿② 中型魚・大型魚を狙う場合
中型・大型魚を狙う場合は、仕掛けを遠くまで投げるほうが釣れやすくなります。したがって、竿を選ぶ際にも硬さが重要な要素となります。また、硬さだけでなく長さも重要です。短い竿だと、いくら硬くても弾力が出ないため、飛距離も出ないからです。
そこでこの場合には、硬く長い竿を選ぶとよいでしょう。長さについては、具体的には4m程度の長さがあると理想的です。中型魚・大型魚の場合はジグにある程度重さがあるため、竿の硬さもそれに合わせるとよいでしょう。
道糸① 小型魚を狙う場合
小型魚を狙う場合は、遠投をする必要はありません。そのため、道糸を選ぶ際には、遠くに投げやすいものでなくても構いません。遠くに投げやすいかどうかよりも、リフトアンドフォールの動かし方をしやすいかどうかのほうが大切です。
リフトアンドフォールの動かし方をするには、道糸が水中に沈みやすいことが必要です。そこで、フロロカーボン製の道糸を選ぶとよいでしょう。フロロカーボンは比重が水よりも高いので、水中に沈みやすいという特性を持っているのです。