サッパ料理
基本の3枚おろしをマスターしたら、具体的な料理に移ってみましょう。サッパは色々な料理を楽しめる魚で、レシピも様々です。ここでは特に代表的なものを紹介しますが、いろいろな料理でサッパを楽しんでくださいね。
サッパ料理レシピ①サッパと言えばやっぱり酢の物
サッパを使った代表的な料理といえば酢の物です。下処理は先ほどの3枚卸の状態からでOK。そして酢、醤油、鷹の爪などをを混ぜた調味料に2日ほど漬け込んだら完成です。
漬け込む調味料には、昆布を入れたり、塩麴などを入れてもおいしくなります。さらにアレンジとして白焼きしたサッパを酢漬けにしてもOK。酢に漬け込むことで、骨まで柔らかくなり、丸ごとサッパを頂けます。
サッパ料理レシピ②酒の肴にちょうどいい唐揚げ
酒の肴にするなら唐揚げがおすすめです。しっかりした処理を終えたサッパに衣をつけてさっと揚げます。衣は小麦粉だけでも、フライのようにパン粉を付けてもOK。衣によって味のアレンジが楽しめます。
さらに応用編として、揚げたサッパを酢につけた南蛮漬けもおすすめ。南蛮漬けにするときは、揚げたてのサッパを素早く南蛮酢に漬け込みましょう。さっぱりして、大人も子供も楽しめるメニューになります。
サッパ料理レシピ③新鮮な状態でいただく刺身
自分で釣るからこそ楽しめる料理法が、新鮮なサッパの刺身です。皮が少しはがれにくいですが、下ごしらえを終えたサッパを薄造り風に細かく切ります。ワサビ醤油、しょうが醤油、お好みの調味料で楽しみましょう。
サッパとコノシロの違い
さて、ここまでサッパの釣り方や料理法などをご紹介してきましたが、実はサッパとよく間違えられている魚としてコノシロがよく上がります。名前が地方によって違うことや、よく似ている姿から間違えられるのですが、しっかり違いを見ておきましょう。
サッパとよく間違えられるコノシロとは
コノシロは、コハダとしての名前が有名な魚で、サッパと同じくニシン科の魚です。さらに大きさによって名前が変わる出世魚で、コノシロ、コハダの他にもシンコ、ナカズミとも呼ばれます。
サッパとコノシロを見分けるポイントは二つ
サッパとコノシロの見分けるポイントは2つ。背びれに斑点模様があり、背びれの一部が長いのがコノシロです。サッパにも斑点模様がありますが、お腹の方にまでしっかり斑点模様があるのがコノシロです。どちらもおいしい魚なので、併せて楽しみたいですね。
サッパを釣って食べて楽しむ
サッパの特徴、釣り方やおすすめレシピなど、様々な情報をご紹介してきましたが、いかがでしたか。サッパはファミリーフィッシングでも楽しめる魚で、ちょっとの手を掛ければ、いろんな料理で楽しめます。ぜひサッパ釣りにチャレンジしてみてくださいね。