神経締めとは?神経締めにおすすめのワイヤーややり方もご紹介!

通す場所が確認出来たら、そのままワイヤーを尻尾の方まで入れ、魚がピクピク動かなくなるまで何度か出し入れします。正確に処置が行えると魚の色が白っぽく変化していきます。

神経締めを動画で確認

実際に神経締めをしている様子を動画でみてみましょう。動画ではかなりわかりやすく手順や方法を紹介しています。狙う場所の位置や道具を入れる角度などを映像で確認することによって、よりイメージが湧きやすくなります。

神経締めするときの注意点

せっかくの効果を減少させない為に、注意点も確認していきましょう。効果を最大限に保つ為には持ち運びの保存方法も重要になります。また慣れるまでは難しく感じる神経に通す時のコツも紹介していきます。

神経締め後の保存方法

処置が終わった魚の保存温度は7〜10度です。氷を入れすぎたり5度以下まで冷やしてしまうと逆に魚のが硬くなるのを早めてしまう原因になります。

また魚の筋肉に直接氷を当ててしまうと氷焼けをおこしてしまいますので、氷はビニール袋などに入れ、クーラーの四隅に配置しましょう。

魚を落ち着かせる

処置をする際に魚が暴れてしまいやりずらい事があります。小型の物であれば親指の腹で目を隠してあげる事により魚が落ち着き大人しくなります。大型の魚の場合には海水で湿らせたタオルなどで目を覆ってあげましょう。

魚を落ち着く事により時間を短縮する事ができ、魚が暴れて内出血による身の劣化を防いでくれます。

神経締めするときのコツ

工程の中で1番難しいのはやはりワイヤーを神経に通す作業でしょう。間違った所にワイヤーを刺して、身や心臓を傷つけないよう注意が必要です。そこで初心者におすすめなのが尻尾から差し込んでいく方法です。

尻尾のあたりを骨まで断ち切り、断面図を確認します。大動脈の上に神経の穴が見えますのでそこから通すことで、より簡単に神経抜きが行えます。

神経締めを極めよう

いかがでしたでしょうか。究極の活き締め、神経締めは慣れるまで難しく感じるかもしれません。しかしこの一手間を加えることによって、魚の旨味を最大限に引出すことが出来ます。魚の命をいただく事に感謝の気持ちを忘れずに釣りを楽しんでください。

活き締めの詳しい方法を知りたい方はこちら