いろいろなウキ釣りを知ろう!タチウオやアオリイカのウキの作り方など!

いろいろなウキ釣りを知ろう!ヤリイカのウキ釣り

槍の穂先のような姿からヤリイカと名付けれたという由来があります。北海道から九州まで分布していますが沖縄には生息していません。アオリイカ同様に雌より雄のほうが大きくなります。

ヤリイカのウキ釣りについて

ヤリイカも時期を問わず釣れますが冬から春の産卵シーズンが沿岸に餌を食べにやってくるので釣りやすいです。ヤリイカも夕方から夜に釣りやすいので電気ウキを使用します。

ヤリイカのウキ釣りの作り方

アオリイカと基本は変わりません。磯竿は2号の5mほどでスピニングリールは3000~4000番。ラインは3~5号がよいでしょう。ウキ止め、シモリ玉、ウキ、オモリ、サルカンでヤリイカの仕掛けの順につけていきます。ここでは餌巻きテーラーを使用していきます。

おすすめヤリイカのウキ釣りの仕掛け

電気ウキは初めは簡単に操作できる自立タイプのウキがよいでしょう。慣れてくれば反応がわかりやすい棒タイプのウキを使用してみるのもよいでしょう。餌巻きテーラとは発光している板の上に餌を巻き付けて使う仕掛けのことです。鶏肉や魚など切り身にして巻き付けていきます。

ヤマシタ エサ巻テーラ3号 M3 ETM3

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ヤマシタのエサ巻きテーラの3号です。ライトの光を吸収し水中で発光します。ワイヤーが付いているのでテーラと同じサイズに切り取った餌を巻き付けるだけで完成です。ケミホタルミニも装着可能でヤリイカをおびき寄せます。

エサ巻きテーラのエサ

テーラの動きや発光でヤリイカをおびき寄せ、餌の味で食いつかせます。その時のエサについてですが、基本はどんな餌でも大丈夫で切り身にしたアオリイカであっても問題ありません。一番簡単なのは鶏肉を切り分け塩を振り水分を抜かせたものです。カチカチにしておけば水中に入ってもすぐにだめになる心配はありません。

いろいろなウキ釣りを知ろう!ホッケのウキ釣り

ホッケは3年で成熟しますが、幼魚期は体色が青みがかっているためアオボッケ、1年目で20㎝ほどに成長したらローソクボッケ、さらに成長するとチュウボッケ(マボッケ)、岩礁に居つくようになった50~60㎝ほどをネボッケといいます。

ホッケのウキ釣りについて

ホッケは東北北部から北海道と寒い地域に生息している根魚です。水深100m前後の海底に生息していますが、根魚としては珍しく群れで回遊するのが特徴です。産卵時期に沿岸近くまでやってくるので釣りやすく、秋ごろから産卵後の春過ぎまで磯や堤防で釣ることができます。積丹半島はホッケをウキ釣りできる場所として有名です。

ホッケのウキ釣りの作り方

ホッケ専用のウキ釣りセットなどはありませんが、メジナやクロダイを狙うようなタックルで応用できます。磯竿は1~2号で長さは4~5m前後。小型か中型のスピニングリールでラインは2~3号を使用するとよいでしょう。

網ですくえる場所ならばよいですが、磯など網が届かない場所では魚を抜き上げなければなりません。そういった場合では頑丈なタックルを選ぶとよいでしょう。寄せエサをして呼び寄せますが、少しずつ撒いて途切れさせないようにしましょう。浅瀬までよってくるのでウキ下はそれほど長くとる必要はありません。

おすすめホッケのウキ釣りの仕掛け

波があるときは円錐ウキのB~3B、凪の時は自立型の1~2号を使うと操作が楽になります。小型サルカンでハリス1.5~2号を取り付け、長さは80~150㎝にし途中に錘となるガン玉を取り付けます。針はチヌ用の3~5号を使用するとよいでしょう。

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